夢や思いをカタチに VOL1(動画はVOL2)
金沢で活躍する橘泰至行政書士事務所の橘泰至さんと、ど真ん中名刺のリニューアル。
毎回コンスタントに名刺をアップデートしていただいています。
今回は「思いをカタチに」という言葉を名刺のどこかに入れたいという相談でした。
たとえば、道路整備のための補助金事業があるとする。
その結果、道路がきれいになったことで車や歩行者の安全性向上が図られた以上に、実は数値化できていないが、その道路の近隣に住む高齢者が散歩しやすくなり、地域コミュニティの活性化につながる。
このように、目的と結果がズレることってあるはず。
むしろズレることのほうがよかったような結果になったり。
まさに、そういう部分を計画書に載せるようにしています。
数字として計画書に載せるのは難しいかもしれないが、事業を行う上で、その地域でどのような貢献があるのか、他の分野に対してどのような波及効果があるのか、すごく考える。
私がこだわっているのは、必ずお客様の会社に足を運ぶこと。
どういう立地なのか。
アクセスの状況は。
周囲にどんな建物があるのか。
いろんな視点で観察することにしている。
お客様の働いている環境を見ることで、聞くだけでは得られない情報がたくさんある。 ここはこだわっている。
お客様がまだ言語化できていないことを、僕たちが肌で感じて、違っててもいいから一度計画書としてカタチにする。
それをたたき台にお客様と話し合う。
そこでお客様の本音がでてくる。
お客様が言語化できていること、言語化できていないこと。
実際の現場の空気。
現場の周辺の環境。
そういったものを鑑みて、地域経済に貢献できることを計画書に盛り込んでいくのですね。
そうなんだけど、まだ違和感を感じている。
ぼくの考えている地域は、もう少し広い感覚がある。
会社に直接関わっている人、会社の周辺に住んでいる人はもちろんなんだけど、それだけにとどまらず、その会社の顧客も、地域に当てはまるなと感じている。
顧客がどんな方なのか。
顧客がどこに住んでいるのか。
そこも加えて、「地域」「地域貢献」になる。
三方吉(売り手、買い手、世間)をひっくるめて地域というイメージ。 運送業者、社員の家族、顧客の家族、…その辺を含めて地域経済かな。
ここまで話をしてきて、名刺に新たに追加する言葉は
・夢や思いをカタチに
・地域経済への貢献
このどちらが最適なんだろうか。
やはり、「夢や思いをカタチに」が最適だと思う。
地域経済への貢献は、あえて書く必要はないように思う。
私の仕事は、目の前のいるお客様の夢や思いをカタチにするための計画書をつくること。
つづく。
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