公共財
- yamashina shigeru
- 6 日前
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更新日:6 日前
日々の政治
ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化
エツィオ・マンズィーニ著
ぺラパラ読み

ペラペラと読んだだけなので、著者の意図に反している可能性はあるが、懐かしい力を思い出してくれた。
公共財について
たとえば、会社の敷地内に毎年立派に咲く桜がある。
その桜は、地域の人たちにも喜ばれていおり、春になると、そこに人が集まり花見がはじまる。
子ども時代のことを思い出す。
家と家の隙間にある子どもがやっと通り抜けることができる道
その奥に潜む、僅かな空間
家の床下に潜り込み、新しい抜け道を見つける喜び
お寺の御堂
獅子舞の練習、ラジオ体操の会場になる駐車場
その駐車場の屋上
冬になると、屋根と屋根がつながる世界
ある場所が、コミュニケーションの中心になったとき、そこは公共財となる。
上記であげた場所は、立派な公共財ではないか。
公共財とは何か。
哲学的に問い直すことで、見えてくる景色が変わる。
公共財はなぜ生まれるのか。
コミュニケーション
対話とつながり
日々の小さな小さな暮らしの中の選択
ちょっとのデザイン力
誰もがクリエイターになる瞬間
言葉を定義しなおし、限界を超えていく。
そして本来、個人ひとりひとりのちっぽけなローカルな世界からしか、世界が変わらないということ。
そんなテーマの本なんだと思う。
(ペラペラ読みだったので)
そして、ふと10年以上前に、ヤマシナ印刷の活動を理解してもらうためにつくった資料のことを思い出した。
暗黙知と開示知の違い
「暗黙知」を継承していくことが、町の印刷の役割だということ。
官民の連携というが、本来は二分されているわけではなく、「公」と「共」と「私」があり、いかに「共」の世界を広げていけるのか。
印刷会社とは、「人と人がつながるためのコミュニケーションツールを提供すること」だと再定義することで、見えてくる世界。
そんなことを考えていたことを思い出した。
せっかくなので、当時の資料を紹介する。





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