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知好楽

今日は月に一度の親子論語塾でした。


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親子論語塾でも何度でも紹介される章句であり、すごく有名な章句。


子曰わく、

之を知る者は之を好む者に如かず。

之を好む者は之を楽しむ者に如かず。


知識が豊富にある人は、それを好きな人には敵わない。

それを好きな人は、それを楽しんでいる人には敵わない。

 

知よりも好、好よりも楽。

 

そういった意味の章句だ。

 

今日は、もう一歩深く「楽」について説明してもらえた。

 

まずは、いろんなことを知ることから始める。

いろんなことが分かってくれば、自分はその中でどれが好きなのか分かってくる。

 

そしたら、自分の好きなことを夢中で勉強したらいい。

しかし、好きで始めたことだとしても、ある程度成長していくと、きっと壁が訪れる。


たとえば、ピアノであれば、簡単が楽曲から、難しい楽曲へ。

難しい楽曲を弾けるようになるためには、自分で工夫して毎日練習しなければならない。


そんなときに、難しいからといって諦めるか、諦めないか。


そこで、諦めずに前に進み、難しい楽曲を弾けるようになったとき、なんとも言えない楽しみが待っている。

それが「楽」だ。


論語は、学べばすぐに成績が上がるものではなく、生涯の中で問いかけていく学問だということ。



今日は親子論語塾で、お味噌づくりを行いました。

一年後が楽しみです。



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