肌感覚を聴く(4)
大学生、堀田杏奈さんとのど真ん中名刺づくり。
名刺デザインに突入。
(山科)
前回の対話をまとめると、
「自分または他人といった、誰かの軸で動いているわけではなく、自分と他者との共有の視点に立って動くこと」
それが堀田さんのやりたいことなのではないか。
また、先ほど堀田さんが話してくれた「自分を偽らずに社会の中で生きる世界をつくりたい」という思いにも、つながる。
(堀田)
これをどういう風に名刺に載せる言葉にしたらいいのだろうか。
(山科)
ど真ん中エディットワークのワークシートに書いてくれた「大志」
「誰もがありのままの自分で生きられる社会」は、近い表現なのかもしれない。
名刺に表現するパターンは3つかな。
①堀田さんの目指す世界観を表現する
②自分がやりたい生き方を表現する
③それ以外
(堀田)
②の自分のやりたい生き方はまだ定まっていない。
①(ビジョン)を実現するために、今やり方を決めるのも違うように思っている。
ビジョンを表現するのに思い浮かぶ言葉は
・ありのまま
・人が輝く
・違和感がない
この中で一番思いが強いのは、「ありのまま」なんです。
(山科)
「ありのまま」は、とても抽象度の高い言葉だなと思っていて、別の表現で言い換えるとするなら?
(堀田)
「頭を使わない」
頭使っちゃうと、思い浮かんだことを行動できない。
(山科)
なんとなく、ぼくらが生きている世界は、いい悪いではなく、思考を優先させることに評価が与えられる社会なんだと思う。
問題なのは、あたかも、それが世界のルールなんだと勘違いしてしまうこと。
生物の営み、地球や宇宙のルールはそうなんだっけ?
ここに違和感を感じてしまうのかもしれない。
「ありのまま」をかみ砕くならば、自分の思考や感情に振り回されない生き方なんだろうな。
とはいいながら、思考を優先させてしまったほうが、就活がうまくいくという矛盾を生きているのだと思う。
(堀田)
思考を否定したいわけではないのだけど、思考を優先すると自分がなくなってしまう、生きづらくなってしまう気がしている。 ワクワクだったり、興味本位で行動するほうが好きです。
(山科)
この違和感を一番素直に感じているのは、小さな子どもたちかもしれない。
子どもたちが肌感覚で感じる違和感が、生きづらさの原因になっているのかもしれない。
子どもたちは、言葉にはできない、なんとなく嫌だなと思う感覚があるのではないか。

(堀田)
そうですね。
そいういうのをなくしたいです。
「肌感覚」という言葉はしっくりきました。
つづく。
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