僕たちはみんなで会社を経営することにした。 久本和明 著 読了
前半は、「今」どんなふうに経営しているかというお話。 フロー理論×ティール組織×アメーバ経営
must
must→needs
must→wants
実践とど真ん中
中盤は、自分のど真ん中ストーリー 血、育ち、教え、逆境の物語が書かれています。
自分軸が生まれてくると「シャドー」も生まれる。 それを他人に投影するようになる。 このシャドーを認めて許していく
ここの話は、すごく興味深かった。
後半は、志、大志の話となっている。
ど真ん中を生きるみんなにとっての共通の次の課題に対して、語ってくれている本。
ど真ん中を生きるという道を選ぶと、社会の当たり前に対してどう対処していくかというテーマが生まれる。
家族の拡張 お金の拡張 会社の拡張
家族という関係性を、血のつながりのない仲間たちへどう拡張していくか。
お金だけでは測れない価値、またはお金を支払うことで逆に失う価値をどう繋いでいくか。
会社のブランド力、設備、人材といった資源を共有財産として活用していくには。
この家族と、お金と、会社の概念を新しく設定しなおさないと、ど真ん中の生き様とシャドーの統合に壁が生じる。
ここをどうするかっていうことが、ぼんやりと書かれてあった。 ぼんやりとっていうのは、失礼な表現だが、ここの明確な答えはまだ誰もわからないんじゃないかな。 分からないというか、それぞれの立場と環境で試行錯誤していくことが大切なんだろう。
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