top of page

一時一事

  • 執筆者の写真: yamashina shigeru
    yamashina shigeru
  • 2020年1月1日
  • 読了時間: 1分
自分が現在なさなければならぬ事以外のことは、すべてこれを振り捨てるということと、なすべきことに着手するということは、元来、一つの事の両面とも言うべきであって、この点は、おそらくわれわれが仕事をし果たす上で、一番の秘訣かと思うのです。


一時一事で大切になるのは、心が満たされ、準備が整い、まさに「エイッ」と始めるまでの時間だ。


その心が満たされるまでの時間を、自然に満ちてくるのを待つか、自ら能動的に満たしていくのか、そのバランスを常に考えている。

 

個人的には、自然に満ちてくるのを待つことが好きだ。

ただ、そのことで、時間を使い、少しばかりスピード感は遅くなる場合もある。


できれば自然に満ちることをしたい。

自然に満ちるには、つまり、日々の生活がすごく大切になってくる。

 

何に興味を持ち、何を学び、何に情熱を注ぐのか。

その日々の心構えこそ、一時一事、つまり一気阿世につながる。

 

ただ、半歩先のチャレンジ、つまり能動的に心を満たし、飛び込み台に立つ準備。

これはどうだろうか。

最新記事

すべて表示
不滅の火は、誰のものか

修身を学ぶ会富山 第3講 古人に学ぶ 森先生の言葉に触れると、自然に心が熱くなる。 われわれがこの二度とない人生を、真に徹底して生き抜こうとすると、何よりもまず古人に学ぶ処がなければならない。 偉人とは、永い生涯を、真に生命がけで徹底的に生き抜いた人々だ。...

 
 
 
言葉の奥にある重みにたどり着く。

修身を学ぶ会富山 第7講 大志を抱け 「立派な先生になる」など、ていのよい逃げ言葉だ。 今回は、この言葉に心が動いた。 便利な道具が目の前にあると、どうしてもそれに頼ってしまうものだ。 そのひとつに、AIがある。 言葉にできそうで、できないこと。...

 
 
 
意図せず世代を超える

修身を学ぶ会富山 修身教授禄続 第2講 立志 「死後に生きる」というテーマに対して、すごく共感していた時期があるのだが、一度躊躇した時がある。 「人生二度なしという覚悟で生きているが、死後に何かを残す生き方は選びたくない」 そんな声を聴いた時だ。...

 
 
 

Comments


bottom of page