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執筆者の写真yamashina shigeru

一流とは

たべる、はなす、つながるカフェ VOL2(動画はVOL3)



「ココロとカラダが癒される田んぼの中のポツンとカフェ」

クラウドファンディングも活用し、石川県能美市にコミュニティカフェをオープンさせた、あだちまりこさんとのど真ん中名刺づくり。

まずはお話を聞くところから。

前回からのつづき。

Cafe Latta

石川県能美市小長野町二5-1

営業時間 9時~19時

定休日 毎週月曜日・第1日曜日


▼Cafe Latta



先の将来、お店を誰かに任せて、自分はフリーで動いていきたい。

そんな話を聞かせてもらった。

コミュニティカフェは、人にお客様がつくもの。

すると、カフェを頑張ることと、将来の在り方に、隔たりが生まれるとおもうのだが。


いろいろ学んでくる中で、自分だけにお客様がつくのは一流ではないという話を聞いたことがある。


前回働いていたカフェでは、十分自分にファンを作ることができた。

では次の段階は、自分がいなくても通用するビジネスを作っていくことが目標だと思っている。


ただ、そういう状態をワクワクしているかというと、まだ感じられていない。

それは、そういう世界を知らないだけなのか、どうなのかは分からない。

ひとまず言葉として発信していこうと思っていた。




ぼくの一流のイメージは、ちょっと違っている。

相手に不意に火をつける人。

コミュニケーション能力が高いから、人と人を結び付けていくということではなく、相手も意識していなし、本人も意識していない。

にも拘わらず、知らず知らずのうちに、相手の力を呼び覚ますような存在。


ただ、そばにいてあげただけ。

ただ、コーヒーを淹れてあげるタイミングがよかっただけ。


すごく影響を与えているのにも関わらず、受けた相手は、誰に影響されたのか気づかない関係。

受けた相手は、自分で変わることができたと思い込んでいる状態。

本人も、影響を与えていることすら意識していない。

それが一流なのではないか。


自分がどうあるかが大事。

話して説得させることではない。


自分は自分、人は人という、どこかすごく冷たい部分をもちながらも、並走することかな。




たぶん、本物に気づける人にだけ理解されている状態。

それが一流っぽいかな。


私が聞いていたのは、お金を稼ぐ一流のことなのかもしれない。

本当の経営者とは、自分のことを応援してくれる人がいるだけではなく、そこに自分がいなくて利益が生まれる仕組みを作っていうこと。


ただ、その話に納得した半面、今の時代はそんな時代だっけという疑問もあった。




時代だったり、どちらが正しいかということではなく、どういった価値を選択して、どんなコミュニティと繋がっていくかということなのかもしれない。


何がワクワクするのかを選んでいけばいいと思う。


あの人の意見、この人の意見。

みんななぜ自信満々で主張できるのか不思議に思うことがある。


自分の意見や世界観を固定する必要がないのではないか。 可能性はいくらでもあるはず。

つづく。

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