歳寒くして、 然る後に松柏の彫むに後るるを知る
一年で一番寒い時期になり、そこで初めて松や柏が落葉しないことに気づく。
人も大事に遭遇して、初めてその人の本当の価値が現れる。 (「実践・論語塾」安岡定子著)
このブログでも何度かすでに紹介したことのある章句だ。
震災、人災が起きたときこそ、人の真価が問われる。
もしかするとお金があってもどうしようもない事態。
そのときに、どう動けるか。
ただし、そのときどう動けるかどうかは、平時のときの生き方でしかない。
あたりまえの日常で、何を大切にして生きているか。
結局そこに至るのだろう。
Comments