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執筆者の写真yamashina shigeru

向き合う

更新日:2019年11月19日



全力で軽印刷である。

 

これは、いつも心の中で大切にしていることである。

デザイナーではない。

全力で軽印刷である。

軽印刷だからできること。

それを忘れてはならない。

 

情報を整理してあげること。

人と人がつながるコミュニケーションツールを提供すること。

小さな一人一人の運動に目を向けること。

大切なことを忘れないこと。

あくまでも軽印刷であること。

それを大切にしていきたい。

 

今回、一か月以上大阪で過ごした。

家族でいる大切な時間を味わった。

大きく強い命もいただいた。

 

だからこそ、みんなの想いに向き合いたい、そしてその想いをカタチにしてあげたい。

そんな想いで、ど真ん中名刺セミナーを開催することを決意した。

一人ひとりの想いに向き合う仕事をしていきたい。

 

全力で軽印刷であることを忘れずに。

 


※これは修身を学ぶ会のときに書き記した文。

補足すると、4人目の娘が生まれたときの文章だ。

2015年12月21日に誕生した。

生まれてすぐに、心臓に問題があるということで入院することになる。

もうひとつ補足すると、家族は大阪に住み、ぼくは富山で働くという二拠点生活を10年以上続けている。

このときは、出産を控えているということもあり、大阪でずっと過ごしていた時期だ。

 

話を戻す。

4人目の子である。

その子の心臓の問題は、あまりにも予想してなかったことで、さすがに動揺した。

いろんな「もしも」を想像した。

その中でも妻は強かったと思う。

絶対大丈夫という自信があるのか、見た目は気丈だった。


妻と歩いているとき、ふとしたことが頭によぎった。


ふとしたこととは、ぼくの自分勝手な妄想であり、

目の前の現状から逃げたかっただけなのかもしれない。


それでも、そのふとしたことは、どんどん自分の心を埋め尽くし

自分に嘘をつけなくなった。

 

それは。

富山に自分という人間がまだ必要なのであれば、

ど真ん中名刺を作り続けたい。

必要ではないということであれば、大阪で家族と過ごす。


というものだった。

 

そこで、フェイスブックにそれらしき内容を投稿した。

「もしも興味がある人がいるのなら、一緒に講座をしませんか」

といったニュアンスだったと思う。

 

これで、何も反応ななければ、大阪で過ごすと決めていた。


ところが、ほんとにすぐに反応があった。

「私がイベントを主催して人も集めるので、ぜひお願いします」と。

 

それが、ど真ん中名刺100人プロジェクトのはじまりた。


心臓に問題があった末っ子は、今は誰よりも元気になり

スポーツ学園に通っている。


あまりにも身体を動かしすぎるので、足を痛めるという

力を持て余すほど元気に育っている。

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