全力で軽印刷である。
これは、いつも心の中で大切にしていることである。
デザイナーではない。
全力で軽印刷である。
軽印刷だからできること。
それを忘れてはならない。
情報を整理してあげること。
人と人がつながるコミュニケーションツールを提供すること。
小さな一人一人の運動に目を向けること。
大切なことを忘れないこと。
あくまでも軽印刷であること。
それを大切にしていきたい。
今回、一か月以上大阪で過ごした。
家族でいる大切な時間を味わった。
大きく強い命もいただいた。
だからこそ、みんなの想いに向き合いたい、そしてその想いをカタチにしてあげたい。
そんな想いで、ど真ん中名刺セミナーを開催することを決意した。
一人ひとりの想いに向き合う仕事をしていきたい。
全力で軽印刷であることを忘れずに。
※これは修身を学ぶ会のときに書き記した文。
補足すると、4人目の娘が生まれたときの文章だ。
2015年12月21日に誕生した。
生まれてすぐに、心臓に問題があるということで入院することになる。
もうひとつ補足すると、家族は大阪に住み、ぼくは富山で働くという二拠点生活を10年以上続けている。
このときは、出産を控えているということもあり、大阪でずっと過ごしていた時期だ。
話を戻す。
4人目の子である。
その子の心臓の問題は、あまりにも予想してなかったことで、さすがに動揺した。
いろんな「もしも」を想像した。
その中でも妻は強かったと思う。
絶対大丈夫という自信があるのか、見た目は気丈だった。
妻と歩いているとき、ふとしたことが頭によぎった。
ふとしたこととは、ぼくの自分勝手な妄想であり、
目の前の現状から逃げたかっただけなのかもしれない。
それでも、そのふとしたことは、どんどん自分の心を埋め尽くし
自分に嘘をつけなくなった。
それは。
富山に自分という人間がまだ必要なのであれば、
ど真ん中名刺を作り続けたい。
必要ではないということであれば、大阪で家族と過ごす。
というものだった。
そこで、フェイスブックにそれらしき内容を投稿した。
「もしも興味がある人がいるのなら、一緒に講座をしませんか」
といったニュアンスだったと思う。
これで、何も反応ななければ、大阪で過ごすと決めていた。
ところが、ほんとにすぐに反応があった。
「私がイベントを主催して人も集めるので、ぜひお願いします」と。
それが、ど真ん中名刺100人プロジェクトのはじまりた。
心臓に問題があった末っ子は、今は誰よりも元気になり
スポーツ学園に通っている。
あまりにも身体を動かしすぎるので、足を痛めるという
力を持て余すほど元気に育っている。
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