top of page

妙味津々

実際人間の偉さというものは、ある意味では働くことを多くして、しかもその受けるところが少ない所から生まれてくるとも言えましょう。ですから諸君らも、まず人の一倍半の働きをして、報酬は二割減をもって満足するという辺に、心の腰をすえてかかるんですね

ぼくの知人にひとり、まさにそのような生き方を実践している人がいる。

毎回なんとかして、正統な報酬を受け取ってもらおうと、こちらが工夫するのだが、いつも、こちらの予想を超えるサービスを提供してくれる。

 

知人のこの人生は、明らかに妙味津々だ。

普通に生きている人生と違い、いいことも、悪いことも、いっぱい降り注ぎながら、常に笑い、人一倍働き、報酬は二割減の生き方を変えない。


ぼく自身、「先義後利」という言葉を大事にして生きているが、この生き方には到底及ばない。

 

この世は常に正直なのであれば、二割減分の貯金は、果たしてどうなるのだろう。

 

そこに、この生き方の真実があるように思う。


最新記事

すべて表示
希望の種を拾う

修身を学ぶ会富山 第7講 身代わり 小学校の低学年だったころ、同級生が雪の事故で亡くなるという出来事が起きた。 当時担任だった、いつもやさしい女性の先生は、事故後、まるで別人のように表情が硬くなり、少し冷たい空気を常にまとっているようになった。 その変貌ぶりがあまりにも印象的で強く記憶に残っている。 きっと、その時の担任の先生は、感じるの必要のない「責任」と、死を覚悟したのかもしれない。 数か月間

 
 
 
自分の平生使い慣れた一を改める

修身を学ぶ会富山 第5講 学問の本義 弓道をはじめて、ようやく3年になる。 少しずつ、道の深遠を知ることができるようになってきた。 自分の平生使い慣れた一を改める 人生50年生きてきて、無自覚に身に着けた「一」をどう直していくか。 妻にこれまで何度も注意されいてる身体的癖がある。 少しあごを上げた状態で歩く姿勢だ。 相手にあまりいい印象を与えないと、よく注意を受ける。 注意されるたび、そうだなと思

 
 
 

コメント


bottom of page