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忠恕の道

久しぶりに親子論語塾でした。



子曰わく、

參や、吾が道は一以て之を貫く。


曽子曰わく、

唯。


子出ず。


門人問うて曰わく、

何の謂ぞや。


曽子曰わく、

夫子の道は忠恕のみ。



大勢の弟子のまえで、孔子が曾子だけを見つめ、「私の道は一つの原理で貫いている」と。

曾子が「はい」と歯切れよく答えられた。

孔子は満足げに出て行かれた。


他の門人が「どうゆう意味ですか」と曾子に問うた。

曾子が答えられた。

「先生の道は、忠恕だと思うよ」と。



忠恕とは何か。

安岡先生が解説してくれた。


自分に誠を尽くすこと。

たとえば、3歳児の集まりに論語を教える時も、社長の集まりで論語を教える時も、どちらも今自分がもっているすべての力を尽くして教える。

どちらかだけに全力で教えることをしない。


仁の上位のような言葉。

自分と他人を同じだと考えて接すること。


この忠恕の道を生涯貫く。

これが孔子が歩んだ道。


それを弟子の返事ひとつで、師匠は自分の伝えたいことが伝わっていることを察する。

その深い関係に感動する。

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