インナーボディ
- yamashina shigeru
- 2 日前
- 読了時間: 2分
更新日:1 日前
朝活大学素読会
物を格して后知至る
知至りて后意誠なり
意誠にして后心正し
心正して后身修まる
身修まりて后家齊う
家齊いて后國治まる
國治まりて后天下平らかなり
天子よりもって 庶人に至るまで
いつに是れ皆 身を修むるをもって本となす
その「本」みだれて 「末」治まる者はあらず
その厚くする所の者を薄くして
その薄くする所の者を厚くするは
未だ之れ有らざるなり

大学の三綱領
①明明徳(めいとくをあきらかにする):
ひとりひとりが本来持っている徳性を明らかにする。 エンパワーメントする。
②親民(たみにしたしむ):
すると、わたしとあなたとは別々ということではなく、すべてはつながっていることを理解する。
③止於至善(しぜんにとまる)
そして、善悪というように分けられることはなく、もうこれ以上分けられない「善」に留まる。
大学の八条目
①格物(かくぶつ)
自分のあり方を正す。目的と手段が分かれていない生き方。joy of Being
②致知(ちち)
真理を知る。「Being」とつながる。
③ 誠意(せいい)
外に現れる感情が正常になる。
④ 正心(せいしん)
内面の心を正す。
⑤修身(しゅうしん)
自分自身を修める。 インナーボディに居座る。
⑥斉家(せいか)
家庭が整う。
⑦ 治国(ちこく)
国が安定する。
⑧平天下(へいてんか)
世界が平和になる。
この八条目の中で、「修身」から手前、つまり①~⑤が「本」であり、⑥~⑧が「末」である。
さらに根本は、「格物致知」である。
「在る」という状態をただせば、自ずから「知」はやってくる。
「本」が乱れて、「末」(家、国、世界)がうまくいく事例はない。
本来厚くすべき「本」を薄くして、長期的にうまくいくことはない。


コメント