正直、母との関係はそんなにいいということはない。
とはいいつつ決して悪くはない。
富山にいるときは、毎日会社から家に戻るときに電話する。
とはいって、何か相談したり、話をしたりするかといえば、ほぼしないかな。
頭ではわかってはいるが、この年齢になっても母の前だと素直になれない自分がいる。
今回読ませてもらった本は、著者の母への想いの本だった。
その想いに触れたとき、ひとつだけ今でも忘れない言葉を紹介したいと思った。
ただ、この言葉は、ぼくが直接聞いた言葉ではない。
妻がぼくの母から聞いた言葉だ。
それを妻から聞いたことになる。
どういったニュアンスで、どういったシチュエーションで母が妻に語ったのかはわからないが、しかし、まあ母のことだから本当に言ったんだと思う。
それは
森(ぼく)と結婚してよかったね。
生涯幸せにしてもらえるはずだ。
と。
よく、こんな言葉を言えるなと思うのだけど、母なら言いかねないし、本当なんだろう。
このエピソードを妻から聞いた時
「変なこというなあ」と笑って聞いてたけど、ずっと心に残っている。
この言葉は、かなりデカイ。
明日もう一度妻に聞いてみよう
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聞いてみた。
すると、もうちょっと大げさだった。
しかもこの言葉結婚した初期に言われたらしい。
しげるくんと結婚してよかったね。 しげるの言うことを聞いておけば、絶対幸せになるから。
そんな言葉だったらしい。
妻もそれを聞いたとき、
すごい親だなと思ったようだ。
翻って自分の子供が結婚するときに、そのお嫁さんにこの言葉を言えるか?
それを想像してしまうと。
でも、いま振り返っても、その言葉、そこの言葉を発した事実。
それが、今のぼくの幸せにつながっているのは確かで、言霊が未来を創る力になることは実感できる。
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