top of page

生きる力

人と禽獣と異なるゆえん


ある生命科学者の話の中に、人類がこれだけ科学を進化させ、世の中の不思議に目を向け新しいことを発見しつづけているが、その学びの蓄積がDNAに書き加えられることはない。

つまり、人類は、赤ちゃんから何度も何度も学び直していくことしかできない。


DNAや本能に、数千年なのか、数万年なのか、大きな変化が起きていないにも関わらず、知を蓄積し、知のリレーを繰り返すことで、現代のような文明を築き上げることができた。

 

これはまさに、人間の反省知と自覚知の積み重ねの結果なのだろう。


もし、これまでの我々が知る蓄積した知が、何かのキッカケで消えてなくなった時、人間は、獣と変わらない生活を続けることになるだろうか。

 

いや、地球という惑星が存在する限り、人間は、何度も何度も立ち上がり、文明を築く力があるように思う。

 

ここにこそ、人と禽獣の違いがあるのではないか。

生きる力とは、何度でも立ち上がれる力なのかもしれない。

未来に希望を抱いて。



最新記事

すべて表示
服装

修身を学ぶ会富山 第10講 肉体の護持 最近、妻から服装について注意されることが増えた。 なにも、立派な服やおしゃれな服を着てほしいということではない。 50歳を超え、それなりの経験と学びを重ねてきた中で、内なる人間的成長と服装の「周波数」を合わせてほしい、ということだと理解している。 服装以外にも、「魂を傷つけてはいけない」と注意される。 何かを我慢すること、本当に望んでいるものを諦めること。

 
 
 
無限の時間を生きる

修身を学ぶ会富山 第13講 伝記を読む時期 偉人とは、自己の生命を最も深大に生きた人と言えるでしょう。 今回は、この言葉が心に留まった。 どこまで深く生きるか――そこには制限がない。 では、ここでいう「深さ」とは、どのように捉えるべきだろうか。 肉体的な生命の長さには限りがあるが、生命を深く生きることには制限がない。 この「制限」という言葉の含みには、「時間」をどう捉えるかという問いがあるのだろう

 
 
 
自己反省

修身を学ぶ会富山 第11講 長所と短所 今回のテーマは、 内面の長所と短所 、そして 外面の長所と短所 に、私たちはどのように向き合うことが大切なのか、というものだった。 長所をどう伸ばすのか。 短所をどう受け止めるのか。 一見、よくある問いのようでいて、しかし掘り下げていくと、とても根の深いテーマである。 まず、内面――精神面の成長について考えたとき、単純に「長所を伸ばす」「短所を克服する」とい

 
 
 

コメント


bottom of page