組織の矛盾改善コンサルタント Vol.1
組織の矛盾改善コンサルタントの堀口さん
北前船主のお抱え大工の家系で生まれ、ここからいろんな仕事を経験。
しかし、何をやっても満足できない幸せを感じない日々を過ごす。
そんな中あるお坊さんと出逢って
「仕事は何をやるかが大事ではなくて、どんな気持ちでやるかが大事だ」
と教えられた。
心って面白いなと思い、メンタルの世界へ。
BeingとDoingについて
仏教では3つの行動があるといわれている。
「身口意」
身体と口(言葉)と心だ。
心が先行し、身体で表現、口で表現する。
身体と口(言葉)の行動を「Doing」。
心の行動を「Being」。
と考えている。
たとえば、誰かにプレゼントする(doing)。
でも、心の中はどうか。
何か得するのではないか(being)とプレゼントする場合
本当にただ感謝を伝えたくて(being)、プレゼントする場合
同じdoingでも、beingが違えば今後の関係性も変化していく。
個人のbeing
関係性のbeing
お互いをどう思っているか、これが関係性のbeingだ。
心理的安全性という言葉があるけど、これはお互いの関係性の心の話。
これが関係性のbeing。
現在、個人ではなく組織のメンタルケアをお仕事にしている。
理由は、人は環境に非常に影響される生き物である。
僕たち人間関係の力学で生きている。
だからこそ、個人だけのメンタルケアだけでは足りない。
環境の関係性を考えていかなくてはならない。
社長と社員との関係の問題。
これは、コミュニケーションがうまく取れてないという原因がある。
人間はひとりひとりバラバラの考え方をもっている。
だからこそ誤解も生じる。
フラットな立場で対話をする場をもうける。
それで主語を「I」から「We」に変えていく。
そのために、プロジェクトをどうスタートさせるか。
どういうチームを作るか。
ここが大事になってくる。
ゴールデンルールは存在しない。
ケースバイケースになる。
そこにやりがいと面白味があるのだろう。
つづく。
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