The Power of NOW
- yamashina shigeru
- 2024年12月6日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年12月15日
The Power of NOW
完走しました。
ざっとこれまでのキーワードを残します。
第1章
過去の視点から現在をながめ、判断を下し、現実をすっかりゆがめてしまう。
思考の束縛から、自分自身を解放することができてはじめて、「真の自由」を手に入れることができる。
その最初のステップは、思考の声に耳を傾けること。
子どもの元型は、引き受ける力となる。
思考を「ほんとうの自分」とみなすことをやめる。
スペースをつくる。
エゴにとっては、過去と未来がすべて。
思考に痛みを解決させようとすること自体、無理な話です。
なぜならば、思考そのものが痛みをこしらえているから。
感情の世界では、「悪」のない「善」は存在しない。
第2章
時間と思考は、互いに離れられない間柄です。
「痛みのかす」をこれ以上増やさないなら、時間の概念を捨てること。
すべての痛みは、究極的には幻である。
ペインボディは、思考の誤った認識プロセスによって、その人の生命エネルギーから切り離され、一時的に独立してしまったエネルギーなのです。
大切なのは「ペインボディは〇〇が原因だ」と決めつけない。いまに在り、観察しつづける。
第3章
思考についての問題は、思考のレベルでは解決できない。
苦しみが存在するには、時間が必要なのです。
思考を見張り、感情を感じ、リアクションを観察する。
「どんなことが起きようと、わたしはもう二度と「状況」を「問題」に変えて、自分に痛みを与えない」と判断することです。
「いまに在る」かぎり、行動は的を射たものになります。
わたしがしていることに、喜び、安らぎ、楽しさはあるだろうか。
もし答えが「ノー」ならば、「いま」を時間で覆い隠しているサインだ。
「どのように」行うかは、「何を」行うかよりも常に大切です。
第4章
あなたの心は地球を汚染していますか。
それともきれいにするほうに貢献していますか。
内面の状態に、外面がならう。
二元性は感情を抱く前に「いまこの瞬間」を悪いもの、嫌なものと決めつけた時点で生まれている。
決めつけがネガティブな感情を生む。
決めつけがなければ、抵抗がなければ、ネガティブな感情も、湧きあがってくることはない。
自分の頭に流れているBGMはなんだろう。
「いま」と「ここ」が耐えがたく、自分を不幸にするなら、①状況から身を引く。②状況を変える。③状況を完全に受け入れる。の3つの選択肢がある。
状況が変わろうと変わらまいと、自分の心が自由であることには、変わりはない。
外的な旅は、数多のステップが必要かもしれない。しかし、内的な旅は一歩しかない。「いま、この瞬間」の一歩。
人生という旅は、ほんとうの自分にたどり着くための旅なのだ。
第5章
身体に根を下ろす
「いま」に錨を下ろす。
沈黙は、「在ること」を伝えるメッセンジャーである。
第6章
ある言葉が自分にとって都合が悪いなら、その言葉をさっさと捨てて、自分にとって都合のいい言葉に置き換えましょう。
心の場合は、自分と思考の同一化、自分と感情の同一化を避ける。
身体の場合は、身体と繋がることをイメージする。
感情のかす
許すことは、人生に抵抗しないこと、人生をあるがままに受け入れ、全身で受け止めて生きること。
許すことは、流れ始めること。
聴くとは、つながること。
自分自身につながること。そうすれば、相手と繋がれる。すると智慧が生まれる。
第7章
余白とは、いまここに意識があること。
わたしたちの仕事は、愛を探すことではなく、愛がはいってくるための入口を開けることなのです。
第8章
ポジティブもネガティブも、ひとつの機能障害の、ふたつの側面なのだ。
機能不全の恋愛関係を変化させる一番の触媒は、パートナーに対して、なんの決めつけもせず、相手のどんなところも変えようとせず、ありのままに受け入れること。
わたしたちにできるのは、変容が起きるためのスペース、慈悲と哀がはいってくるためのスペースをつくることだけなのです。
あなたが意識的に生きれば、あなたのパートナーは、無意識のまま、あなたと共存できません。
自分自身はもちろん、相手にもスペースを与えること。
スペースがなくては、愛は育たない。
第9節
現在を許すことは、過去を許すことよりも、ずっと大切です。
衰退の存在なしに、成長だけが進むことは不可能です。
下降のサイクルは、意識の進化のためには不可欠です。
幸福と不幸は、同じものなのです。
時間という幻想が、それをまったく違うものであるかのように区別している。
ネガティブ性は、みな抵抗が原因なのです。
肉体は、「ほんとうの自分」に繋がれる唯一の入口なのです。
闇と闘うことができないのと同様、無意識と闘うことはできないということを、心につめておきましょう。
盟友が大切
第10章
手放すとは、つながること。
手放しているのか、それとも、抵抗しているのか。
手放すことを実践するときには、自分の内面をよく観察して、そこに抵抗が、わずかでもないか、確かめましょう。
心のどこか、暗がりのすみっこのほうで、抵抗のかけらが、ネガティブな感情などのかたちで、息をひそめているかもしれない。
物語を手放していく。
目の前の人の物語は、自分の物語でもある。
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