こどものころから、人に忘れられる特別な存在でありたい。
そんな気持ちがあった。
正直、なぜそう思っていたのかは説明はできない。
人生は選択の連続だ。
どの選択が正しいか、正しくないか、それはどちらでもいいように思う。
どの選択肢を選ぼうが、きっとその道は必要だったんだっていう時が訪れる。
そういうもんだと思っている。
それはなぜか。
1,それこそ人間だから。
人間は事実をそのまま捉えるだけではなく、情報を編集し、そこに新しい意味を見い出すことができる。
自分の歩んできた人生に、いつでも新しい解釈を取り入れることが可能だ。
だからこそ、人は強く、人は弱いのだろう。
そして、どの道を歩もうが、それが必要な道だったといえる時となる。
2,パーフェクトワールド
すべてはつながり、関係しあい、生成発展し続けている。
ひとつの出来事が、自分とは全く関係のないどこかで、誰かに影響を与えつづけている。
正直専門家でもなんでもないが、宇宙の歴史、生命の歴史は、その日常のちょっとした出来事の積み重ねの連続で今があるのは確かだ。
だからこそ、どの道も、大きな視点に立ては、必要な道なんだということになる。
大事なのは、それを腹落ちして生きているかどうか。
久しぶりにその感覚を思い出すことができた本だった。
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