「生まれてきてよかった」と思えるおせっかいコミュニティづくり VOL2
合同会社シュシュの代表社員であり、ゲストハウスmusubibiを運営する米山愛さんとのど真ん中名刺づくり。
▼人と自然を結ぶゲストハウス
musubibi
不意に心に風穴をあける
ビビッときたアイデアで変化する場所
前回からのつづき。
前回は、「自分に生まれてきてよかったと思えるおせっかいコミュニティづくり」というキーワードがでてきました。
(山科)
社会、会社、学校の教育現場でも、夢や目的を言挙げすることが大切なことであるという思想がある。
そのほうが成果もでるので、あたかも正しいことであるという判断がされる。
しかしそれは、ぼくらが今生きている社会システムの中ではそうだというだけ。
では、本当のところはどうなんだろうか。
言語化することは難しくとも、ここにあるテーマを悩んでいる子どもたちが増えているのではないだろうか。
ぼくたちは、何のために生きているのか、と。
(米山)
家庭で抱えている問題を隠せる社会になっている。
隠せるし、解決もしない。
昔は、大きい闇なる前に、社会の光に照らされていたはず。
今、ゲストハウスmusubibiにある「おむすび部」の部活が楽しい。
LINEで、はじまりの闇をオープンにして安心を広げている。
(山科)
それって、境界線を広げていくことなのかな。
他人と自分の境界線がないのが、日本語の特徴でもある。
「自分が」とか「他人が」ではなく、溶け合っているコミュニティがいいのでは。
(米山)
「居ていいんだ」って思えるといいと思う。
何かしなければ居る価値がない、では、つらい。
「自分に生まれてきてよかった…」
だと、何かをしなければいけないというニュアンスもあるのかな。
「自分に」を消して、「生まれてきてよかった」でいいのかも。
(山科)
この世界にあるということ自体が、価値があることのはず。
ここに存在していること。
それが奇跡なんだろうと思う。
(米山)
そこがじんわり感じることができればいいな。
生まれてきてよかったと思える、おせっかいコミュニティ
つづく。
(musubibiのリーフレットの絵)
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