違和感と宝石箱
- yamashina shigeru
- 2 日前
- 読了時間: 3分
内側にある力が宝石に変わる人生を(4)
これから起業する住永惠さんと、具体的にビジネスを動かしていくためにど真ん中名刺をつくります。
屋号が決定し、詳細を決めていきます。
魅力開花ヒーリングコーチ
「カードコーチング×ヒーリング」で、人生が激変するまでの道のりを共に伴走します。心に寄り添いながら内側にある力と可能性をひも解きます。
どんな言葉を屋号に添えるか。
(住永)
屋号「Brilliant Life」に込めたイメージは、大きな宝石箱が目の前に現れて、ふたを開けてキラキラの宝石をわたしとクライアントさんと一緒に見つめている景色。
(山科)
違和感やモヤモヤという言葉は大事ですか。
(住永)
いや、大事ではないです。
マイナスのことを伝えて、そこから上がっていくというニュアンスは、あまり使いたくない。
(山科)
なるほど。
なぜ聞いたかというと、宝石箱は違和感やモヤモヤの奥にあると思ったのです。
(住永)
実際そうでしょうね。
たとえは、7歳までにつくった枠の中が幸せであれば、その枠の中で生きればいい。
しかし、「何か違うぞ」という瞬間に出会った方が私のところに飛び込んできてもらうので、違和感が宝石箱になるという表現は間違っていないように思う。
(山科)
もう少し詳しく説明すると、幸せな環境で育ったとしても「人生のアク」があると思ってる。
自分を作り上げている成分として、自分の体内に流れている先祖からの「血」、幼少の頃の家庭の中で育まれた「育ち」がある。
この「血」と「育ち」からの影響は、日本だと20歳ぐらいまで続くのではないか。
たとえば10代で夢や志を抱くとする。
それはすごく大事なこと。
しかし、その夢や志は、「血」「育ち」に結構依存されているはずだ。
そのこと自体に気づかないまま人生を終える方は多いだろう。
20歳ぐらいのときに必要な本当の気づきは、自分が選択したと思っている夢は、実は「血」「育ち」に影響を受けていることを客観視できるか。
客観視した結果、それでも同じ夢や志を抱くことになる、または、そういった影響に気づかぬまま、その夢を貫く生き方も間違ってはいない。
ただ、一度立ち止まって、「血」と「育ち」に左右されない本当の夢を見つけることは大切だと思う。
そう考えていくと、家庭環境が良くても悪くても「アク」である。
そのアクを大切なギフトだと受け取りながらも、自分の夢を見つけることができるかどうかになるのだろう。
(住永)
なかなかそこにたどり着ける人はいないと思う。
何か最悪な病気が事故のような状況に出会ったときに気づくことはあると思う。
何もなく幸せだとしたら、それに気づくことは難しい。
考えるチャンスがない。
今、大変な時代になってきているので、その影響で考えだしている人は増えてきているのかもしれない。
(山科)
そう考えると、本当の自分、本当の夢、心の声に気づくには、他者の存在が必要になる。
なぜならば、自分では気づけない領域なので。
だからこそ、他者の存在と違和感への気づきが必要なのでは。
「そうえいば違和感があったな」と振り返って気づくスペースが日常にあるか。
そして、それについて対話できる他者の存在。
そこで初めて違和感が宝石に変わるのかもしれない。
つづく。
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