思っていると思っているのは誰
- yamashina shigeru
- 10月4日
- 読了時間: 2分
自分を生かす場をつくる(6)
鈴木美苗さんとのど真ん中名刺づくり。
一度名刺に掲載したい情報を提出してもらって、改めて打ち合わせをはじめます。
令和大学
(山科)
これまでの美苗さんと違い、心清らかに落ち着いている感じが伝わってきて心地いい。
何か変化がありましたか。
(鈴木)
自分が自己開示しているつもりなのに、相手からそう思われていないということがあった。
それはなんでだろう。
人に自分の闇の話をすると、相手を傷つけてしまうと思っていた。
しかし、傷つくのは自分だった。
そこまで自分に向かい合えてなかったことに気づいた。
もうひとつは、名刺のワークシートを書くときに、やりたいフェスがあることを思い出した。
思っているのならやらないとなと、動き始めた。
映画「国宝」を観た影響もある。
「自分がやりたいのはこれだ」と、そこに向かっていくことを語り始めた。
そう考えると、痛みも開放し、やりたいことも開放し始めた。
そうしないと言葉が、相手に本当のことを話していないように思われるんだなと。
(山科)
ぼくが感じたこれまでの美苗さんと違うのは、まさにそれです。
何かブレーキをかけているようなことがない。
今の美苗さんの話を改めて解釈すると。
美苗さんは、自分の本心を開示してもいいと思っている、思い込んでいる。
でも、開示するとそれを聞かされた相手が傷を負ってしまう。
だから開示しないほうがいいと思っていた。
しかし、本当は相手ではなく自分が傷つくことを恐れていた。
「相手が」ではなく「自分が」だった。
しかし、どちらとも間違いで、相手も自分も傷つかないことを学ぶ。
すると、闇の部分のような深いテーマを対話しているわけではないけど、開示することを許可している心の状態で雑談をしていると、清らかな感じが伝わるんだろうな。
(鈴木)
名刺に戻ると、今しっくりしている状態を表現するのはすごく難しいなと感じている。
つづく。
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