日本の教育をよくしていきたい。教育界に携わっていく。Vol1(動画はVol2)
以前、京都市のファミレスでお話をし、その後、石川県加賀市の喫茶店で打ち合わせをして、ど真ん中名刺を作りました。
それから時間が過ぎ、2022年現在。
高知県で小学校の教師をされている植田修平くんと対談です。
前回のつづき。
植田くんにとっての教育の理想像、教育の在り方とは
ぼくが伝えたいのは 「あなたには価値がある」 「あなたのそのままの姿ですばらしい」 ということです。
自分を否定する人が多い。
実は、僕がずっとそうだった。
特にアトピーがひどいときは、アトピーの自分を否定しまくっていた。
「なんで自分はこんな体に生まれてしまったんだ」と。
「掻かかんときや」って人から優しさで言われても、それが辛かった。
ある時、そういう自分を受け入れてくれた仲間がいた。
そのときに心が緩んだ。
自分はこのままでいいんだと。
その人たちの前では、素の自分でいられた。
今までは自分を取り繕っていた。
人から認められるためにがんばっていた。
自分で承認できないから、人からの承認を求めていた。
人と比べて自分が劣っていたら、自分は駄目だなと思ったり、人と比べて自分が優れていたら、そこに安心感を得たり。
でも、その人達の前ではありのままの姿を見せられた。
その感覚を大事にしたいなと思うようになる。
それから、いろんな人の前でも、素の自分でいられるようになってきた。
なぜできるようになったのか。
自分のままで素晴らしいと、自分に言い聞かせてきたこともある。
あとは感謝。
自分の身体は、親が愛をたくさん注いでくれて育ててくれたわけだし、それを否定することは愛を否定することになる。
感謝ができると、自然と愛を感じられて、自分を大切にできる。
自分のことを大切にできると、感謝できる。
自己肯定感が低かったのが高くなった。
これが僕の体験。
海外を旅することで気づいたことが、日本の子どもたちは謙虚なんだが、人に合わせることが多い分、自己犠牲や自分に価値がないと思っている人が多い。
これはデータでも物語っている。
僕自身は、目の前の子どもたちに「あなたには価値がある」「あなたのそのままの姿ですばらしい」ことを伝え続ける。
また、僕自身の伝え続けている姿をみて感じ取ってくれた人と一緒に、さらに伝え続けられたらと思っている。
「あなたには価値がある」の価値とは?
自分が自分に対して大切に思うこと。
そして、人に貢献ができること。
人は、すべての人に価値がある。
どこかで活躍する場所がきっとある。
それを自分でそう思えているかどうか。
つづく。
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