おうち、にいるひと Vol3
前回の続きです。
対話型ピアノレッスンを始めることで、子どもたちとお母さんの問題が見えてきた。
それではじめたのが「おうち、」というスペース。
北見さんはコーチングもされています。
なぜ、対話型ピアノレッスンは始めたのか
対話型ピアノレッスンにしたのは最近のこと。
やっていることは「自分の軸をつくる」こと。
子どもたちだけではなく、お母さんも自分の軸を作ってもらいたい。
しなやかな軸をつくる
これが私の中心にある。
私が出会ったコーチングで、自分の軸を創れた。
これは一生作っていくものだと思っている。
なのでそれをみなさんにも、自分軸であり、しなやかな軸を作ってもらいたい。
そのために、私の経験を伝えたいなと思っている。
自分が変われたので。
しなやかな軸を作るには、あなたらしいのではなく、ありのままの自分を誰かに認めてもらえる、受け取ってもらえる人がいること。
それは一人でもいい。
私は、それがコーチだった。
話を聴いてもらって、対話の中から引き出してくれた。
自分の答えを自分で見つけられるようになっていく。
ありのままの私を受け取ってもらえたからこそ、今の私がある。
柔らかく開いていって、ありのままの自分を見せられる状態。
そんな人をひとりでも増やしたい。
自分もそうなりたいと願っている。
しなやかな軸の「しなやか」とは?
竹のようなイメージ。
左右にしなっても折れない。
固いとすぐに折れてしまう。
また固くまっすぐだと、ひとつの方向でしか生きられなくなる。
一度決めたら他にはいってはいけないというイメージ。
でも、「しなやか」はぶれてもいい。
ぶれても修正しながら、また自分の方向を決めていくことができる。
それが、しなやかな軸です。
多くの方は「自分らしく生きたい」という言葉を使う。
しかし、「あなたらしいではない」というのは。
「あなたらしい」と言われると、あまりピンとこないことがあるのです。
たとえば、
Aさんから私を見られた時
Bさんから私を見られた時
見られる角度や人によって変わる。
どちらも「あなたらしい」と言われるけど、どちらが正解ということでもない。
また、「あなたらしい」と言われると、そういう自分にならないといけないという気持ちになってしまう。
それも違う気がする。
全部自分だと。
「らしい」とは他人の評価が入っている気がする。
そのまんなの自分でいいんだよと、自分自身に言いたい。
だから「あなたらしい」は使いたくない。
つづく。
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