ありのままの自分ですばらしい VOL1
こどもたちの教育に携わる植田くんとの対談。
2年ぶりの二度の対談になります。
(山科)
前回、理想と現実の違いについて話していたように思う。
ど真ん中名刺をつくるためのど真ん中エディットワークの中で、「仕事の本当の意味な何か」という質問をさせてもらっている。
見た目の仕事と、その奥にある仕事の本当の意味というものがあると思っている。
印刷会社なら印刷物をつくることが見た目の仕事。
しかし、その奥にあるその仕事が何のために在るのかは、印刷物をつくるためではなく、別の意味が存在する。
その意味は、「ひとつの業界に一つ」というわけではなく、その仕事に携わっている人の数だけ存在する。
自分の仕事の意味は、自分で決めることができる。
この仕事の本当の意味に気づいて、腹落ちできてるかどうかが、見た目の仕事へのモチベーションに影響を与えるのだと思う。
僕自身がそうだった。
実家の印刷業を手伝うことを決断した当初は、なかなかモチベーションが上がらなかった。
「今の時代に本当に印刷物が必要だっけ?」
「環境に負荷を与えるだけの仕事なのではないか」
といった心の奥にある声がブレーキになっていた。
自分の力を発揮しようとするときに、何のために仕事をするのかという腹落ちがないと、エンパワーメントできない。
そこで最初に挑んだのが、「印刷という仕事の本当の意味はなんだろう」ということを考えること。
2年前の植田くんは、まさに見た目の仕事とその奥にある仕事の意味の理解のところで、腹落ちできてない状態だったのではないか。
その状態で、自分の心を満たすための選択肢として、目の前の仕事ではない何かを探し求めていたように感じた。
(植田)
確かに、そんなような状態だったかもしれない。
現状、見た目の仕事がまだ決まっていないのかもしれない。
むしろ、見た目の仕事の奥にあるものは見つかりつつある。
そこを大事にしていたら、何とかなるのではないかと感じている。
つづく。
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