いそしいな
- yamashina shigeru
- 13 時間前
- 読了時間: 3分
手から未来をつむぐ(3)
愛媛県今治市でハンドケア専門サロン「てみらい」をオープンされた大澤允基 さんとのど真ん中名刺づくり。
まずは、ワークシートを記入いただき、その内容をお話していきます。
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ハンドケア専門店をはじめたきっかけについて。
(大澤)
もともと血管が細くなっている状態で心臓病になり、検査で採血するたびに手の甲の同じ場所に針をさしていた。
そのことで、皮膚が固くなったり、シミになりやすくなり、ずっと手をケアすることをしていた。
心臓病になったことで、みんなが、身体を休めたらいい、何もしなくてもいいと言ってくれる。
そんな優しい声に触れながら、ふと、周りにいる優しい人たちがいなくなってしまったら、自分はどうするのだろうと…。
みんなが休んだらいいと言ってくれるけど、自分の中では違うと。
手はずっと動いているうえに、自分で見えてしまう。
自分が一番見えるところをケアしていくと、「今日もがんばろう」という気持ちが芽生えてきていた。
これをただ好きでやるだけじゃなく、研究をしていきたいと思うようになった。
あと、オーガニックのことも好きで。
それは病気になったことも影響している。
わたしはなんで草花が好きなんだろう。
なんで自然が好きなんだろう。
おばあちゃんが好きだったこともあるのだけど、自分が本能的にしようとしているんだなと感じた。
人工物と自然物のバランスよく取り入れたいと願っている。
(山科)
ご自身のケアのためにはじめたハンドケア。
周りにいてくれる優しい人たち。
その中で、役割に目覚めてハンドケアの研究をはじめた。
ただ、そこからもう一歩踏み出して、「仕事にする」ということがなぜできたのか。
(大澤)
自分の課題は「継続」。
友人から「あのとき、もう少し続けていれば…」みたいな声を聞く機会が増えた。
せっかく続けるなら、我慢して続けるのではなく、ストレスなく続けることをしたい。
そう考えたとき、ハンドケアを研究してきたことを伝えたい、続けていきたいと。
人は、いつどうなるか、何が起こるか分からに。
優しい人たちもいつまでも傍にいてくれるわけじゃない。
そんな気持ちもある。
あと、自分の周りは、起業している人ばかりで、むしろ自分で仕事をすることに抵抗がなかった。
改めて、ハンドケアを深めていくぞという決意がある。
これまでは、周りの状況を見て、その中で一生懸命やるということをしてきたが、これからは、自分でこれをするんだと決めた生き方をしたい。
人生の終わりまで続けていきたい。
(大澤)
私の趣味はひとりでできることばかり。
人と接しなくてもできること。
服を縫う、編み物、森林浴、全部ひとりで完結できる
もともと人見知りということもある。
人と共有するって何だろう。
全く知らない人と自分がどう向き合っていくのか。
そういった問いにすごく興味が沸いた。
ハンドケアの研究を仕事をすることで、人と関わらざる負えない。
(山科)
それはすごい進歩ですよね。
(大澤)
ほんと、ひとりが大好きで、人と関わることが苦手だったんですけど。
その反面、思い立ったら吉日のような性格で。
いそしいな、みたいな。
結局、自分の巣を見つけている。
箱をつくって、そこにいろんな人が来てくれることを楽しんでいるのかもしれない。
今は、覚悟も決まっているし、めちゃくちゃ楽しい。
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