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執筆者の写真yamashina shigeru

こころとからだの声を聴く

更新日:4月5日

「そろそろ社会に価値を提供していきたい。まず、コミュニケーションを広げていきたい」。

そういったニュアンスのフェイスブックの投稿を目にした。

これは、やっぱりど真ん中名刺からでしょって、勝手な責任感が沸き起こり、名刺をつくらせていただくことになった。


彼女の活動のメインは、


タイ古式マッサージ

ルーシーダットン

黄土漢方よもぎ蒸し


どれも、すごく素晴らしいものだと実体験を通して知っている。

きっと、世の中に求めている人がいるはず。

もっと世の中に広めていきたい欲求。



同時に、結婚して夫が始めた、農薬・化学肥料・除草剤・ホルモン剤不使用のトマトづくり。

宅配や営業といった直接お客様と接する仕事を手伝っている。


時間をとられることも大変なのだが。

商品がすごくいいこともあり、食べたいというお客様のニーズにお応えできるほどの量を作ることができないことへの歯がゆさ。

贅沢といえば、贅沢な悩み。


どちらも、いい商品、いいサービスであり、ニーズもちゃんとある。

にもかかわらず、どちらを優先すべきか、時間をどうやりくりするか。

悩みはつきない。


この2つの大切な活動をどう矛盾もなく、ひとつとして名刺にまとめていくか。

ここがすごく大きなポイントになりました。



今までの人生を簡単に振り返っていただいた。


「私って計画性がないのです」

と、自分のマイナスな部分を強調して語る彼女。

「とくに目的があったわけではなく始めたことで…」

 

しかし、よく聞いていくと。

逆に人にはなかなか真似ができないすごい生き方をしているのではと、じわじわ感じてきたのです。


「それって当たり前のことじゃない」という彼女。

「いやいや。そんなん普通できないですよ」とぼく。



どういうことかというと。


僕が行動科学研究所のエンパワーメントベーシックコースで学ばせていただたときに教えていただいた大切な言葉。


あなたがやりたいことを自分の命に伝える前に、命があなたと何をしたいのかを聞く。

彼女は、まさにそんな生き方をされてきたのだ。


ぼくは、全然この言葉にあるような生き方はできていない。

どうしても、自分の意志を守ろうとする。

それが相手を傷付けることになるとしても。



彼女は、当たり前のように自分の心と身体の声を聴き

その声の赴くままの選択を大切にしてきた

 

だからこそ、ふっと「我」に意識が戻った時に、

「私って計画性がないな」と感じてしまうのだろう。


「計画」とは、自分のやりたいことを命に伝える行為であって、その逆の選択を大切にしているのだから、当然といえば当然なのだが・・・。

 

結果的には明らかに手の中にある提供できる商品やサービスは、素晴らしいものしかない。


選択は間違っていない。

ただ現実、リアルの中で、どううまくバランスをとっていくか。



そんな話を聞かせていただき、名刺に表現する言葉、やりたいことと、やるべきことを矛盾なくつなぐ言葉は何か。


結局、この生き様を表現する言葉がいいのではないかということで、決まった。

 

今回はイレギュラーなカタチでど真ん中名刺をつくったのだが、個人的には気持ちいい仕上がりになりました。

また半年後には変化するのかもしれないけど。

それも楽しみ。




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