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執筆者の写真yamashina shigeru

物語る種族である

みたらしソース部(仮)勉強会4



今回の動画で語っている内容は、


すべては1人から始まる

トム・ニクソン 著


Part1 ソース原理とは何か

1,すべては1人から始まる

 大きなアイデアを実現させるストーリテリングの力

 ソースになる

 ビックアイデアは一人では実現できない

 ソース原理を活かす利点

 2つの核となるコンセプト


ここまでの内容を解説しています。



その中から抜粋した内容を紹介します。


本の始まりでは、人間は「物語る種族である」と書かれてある。

これまでの歴史を振り返ると、人間はこの「物語る力」を利用して集団を動かし、創造力を実現させていった。



ここで思想家のピーター・カーニックの言葉が紹介されている。


「創造する力」は、一体どこからやってくるかは分からない。

分からないのだけど、その特別な力を呼び覚ますことは誰にでもできるんだと。

それが「ソース」なんだと。

 

この本のメインテーマとなる「ソース」について、そう表現されている。


そして、今回の内容の中で最も感動した点がここ。



人には生まれつき2つの力が備わっている。


1,物語を生み出す力

2,物語に貢献する力



一つ目の「物語を生み出す力」というのは、すごくよくわかるのだが、この二つ目の「物語に貢献する力」に、すごく感動を覚えた。

意識的に行うのは、物語を生み出す力なのではないか。

物語に貢献する力は、たぶん、無意識に誰かの物語を応援したり、その物語の一部となり生きることをしてきたように思う。


この自分に備わっている物語に貢献する力をどう使うか

これを意識していくこと。

どんな物語に貢献していくのか。

だれの物語に貢献していくのか。

そればかりか、この2つの力があるんだということを意識することも、すごく大きな意味があるように感じた。


そして、さらにすごく大きなテーマが語られている。



誰もがソースを呼び覚まして、創造したアイデアを実現させていくことができると同時に、そのアイデアは、個人にとって必要なことばかりか、世界全体が前進するために必要なアイデアなんだと。


これは、本書には語られていないが、すごく深いテーマが隠されているように感じた。


エゴからくるアイデアではなく、自分の中にある眠っている力を呼び覚まし、ワクワクする気持ちからあふれてくるアイデアを実現しようとすること。


このなんとも自分でも理解できない喜びに身を投じ、リスクを省みず一歩踏み出したソースたる人のアイデアが、なぜ世界全体を前進させるのだろう。

それはたぶんそこには「命の繋がり」があるからなのではないか。


命は、自分と自分の環境、もっと大きな視点で考えるならば、地球全体と繋がっている。連携している。


命の繋がりから生まれる力やアイデアは、きっと一人のためのものではなく、その力を活かそうとする行為そのものが、世界全体を前進させることになるのかもしれない。




そういった一歩を踏み出したソースたる人は、アイデアを実現させるためのプロセスを直観的に理解している。


そのプロセスを進めていくためには、いろんな人の協力が必要となる。

では、ソースは指示命令をだしていくことが大事なのか?

 

そうではなく、誰よりも聞き役に回れと。


ここの展開はしびれた!


物語を生み出す力と貢献する力があるからこそ、指示ではなく、聞くことで、この2つの力が発揮されるのではないか。

まだうまく理解できないが、力強いメッセージだ。


つづく。



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