すべては1人から始まる
トム・ニクソン 著
この本をベースに勉強会をしています。
最終回の中の、最終回。
おわりに(本書より)
あらゆるアイデンティティを取り戻すための内面的な取り組み。
ビジョンの実現を目指した外側の取り組み。
この2つを統合したものが、ソースへの道である。
ソース原理は世界を変えるとてつもない力を持っている。
ソース原理を活かすことで、創造力や、友情や、愛に満ちた素晴らしい時間を得られるだろう。
これに勝る人生の過ごし方などあるだろうか。
私たちは、未来とは関係ない過去の物語とのつながりを断ち切って、
自分たちが暮らし、その一部となっているこの美しくも混沌とした複雑な青い惑星の行く末に関して、新しいも物語を創り上げていくことができるのだ。
世界はあなたを必要としている。
あなたは何のソースなのだろう。
あなたの次のステップは?
踏み出すことを妨げるものはあるだろうか。
もちろんない。
さあ、行こう。
(山科)
人間には、物語に貢献する力と、物語を創造する力をもっている。
この2つの力をもちながらも、自分の過去の物語に執着してはならない。
(下伏)
本書では、「自分のこころの声に耳を傾ける」ことが書かれてあった。
ポジティブなストーリーも、ネガティブなストーリも、どちらのストーリーとも解放していく。
すると、こころにスペースができ、何かが湧きあがってくる感覚がある。
このスペースから、これからの次のステップのメッセージが浮かび上がってくるのかな。
アイデンティティの統合していく行為は、自分の内なる声、自分の物語を聴くことでもある。
アイデンティティが統合していき執着から離れたときに、静かに、新たな自分の中の声が聞こえてくるように感じた。
(山科)
ぼくは母の生け花との関係を通して、自分の内面に気づくことができた。
すると、余白というかスペースが生まれた。
そのスペースをさらにクリエイティブなものにしようとしたとき、ぼくが感じたのは「アート」だった。
人類はなぜ「アート」「美」を大切にするのだろうか。
アートは、生きる為には不要なもののはず。
アイデンティティを統合させていくことで、物語への執着を外し、スペースを生み出すことができる。
そのスペースを自分だけのものにするのではなく、みんなと共有していこうとしたとき、人と人がつながるハブになるのが「アート」のように思う。
空を見上げたときの星空、雲の流れ、一輪の花、絵画。
この美しさを感じることが、力になるなと気づいた。
(佐藤)
いままでやってきたこと、これからやっていくこと、全部いいんだなと思えた。
今年のテーマは「芽生え」「芽吹き」なので、本当にそうなってきているので震えています。
「怖さ」も感じる。
不思議ですね人間って。
ただの思考、実体のないものの力。
(山科)
人類がずっとバトンを渡しつづけている。
プラスも受け継いでいるし、ネガティブも受け継いでいる。
大事なのは「血」「育ち」に影響うけているのは明らかなのだが、それに執着してはならない。
過去の物語は、今と、未来につながっているわけではない。
物語は編集できる。
物語を創造できる。
そこに目を向けていきたい。
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