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執筆者の写真yamashina shigeru

アップデート

巧言令色、鮮なし仁。

飾りすぎた言葉の人や作り笑顔をする人は、仁に欠けている。

(「実践・論語塾」安岡定子著)


こどもたちも大好きな章句。

そして、2500年前の言葉とは思えないほど、現代にも通じる言葉だ。

ある意味、ソーシャルメディアが普及した時代であればこそ、さらに際立つ言葉のようにも感じる。


人の根源的な承認欲求は、いつの時代も変わらない。

だからこそ、論語といった古典を学ぶ意味がここにあるのだろう。


文明がいかに発達しようとも、人は人なのだ。

この「発達した文明」と「人の本性」の融合が、今の時代問われてるのだろう。


そのとき、

自分の思いと、言葉と、行動をつなげてど真ん中を生きること。

本音で生きること。


本音で生きるひとりひとりの実践こそ、時代を作り、人の思考をアップデートすることが可能なのではないか。

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