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執筆者の写真yamashina shigeru

ウケたい、びっくりさせたいという想いは、どのように育まれたのか。

あなたのオンリーワンビジネスをつくります Vol3



有限会社レッドキングの勝山浩一さんとのど真ん中名刺づくり。

今まで培ったコピーライティングのスキル、広告制作のスキルを活かし、会社組織からの独立、起業をサポートする。 特にシニア、女性の自立に貢献していきたい。

まずは対話からスタートします。

前回のつづき



勝山さんにとってのど真ん中は何か。


シニア、女性の会社組織からの独立・起業サポート。


これは、すごく今ニーズありますよね。


あります。

実際困っている人も多い。

これがもし解決できれば、GDPにも貢献できるのではと思っている。


広告をやってきたのだけど、どうやって起業するかというスタートから関わることができれば、ワクワクする。



独立がしやすい環境があるからこそ、SNSで日々配信する情報と、実際の行動と、心で思っていることが、ズレてしまう場合が多い。

それは、すごくもったいないこと。




起業するときに、なぜ名刺を制作することが大事なのか


名刺の限られたスペースでビジネスを表現するということは、自分の頭の中にある情報を言語化できているか、整理整頓できているかが問われる。

カタチにしようとしたときに、いろんな課題に気づくことができる。

起業をするときは、一度真剣に名刺(名刺というカタチでなくてもいいのかもしれないが)をつくることは大事だと思う。



座右の問い「それは面白いか?面白いと言われるか?」

志「バカが世界を動かす」

といった表現があり、勝山さんの根底に、面白おかしくという価値を大切にしたいという感情が読み取れるが、それはどこから来ているのか。


親父が信用金庫の役員をしていて、笑っちゃいけないような立場だった。

小さい町だったので、お客様の情況が全部分かっている。

だからこそ、お酒の席で、へらへら笑ったりもできず、友達もできにくい環境だった。


その中で唯一の楽しみといえば、カトリックの協会で日曜日に仕事と関係ない人たちと関わること。


そんな親父の姿に接していた子ども時代、「なんで仕事のことばかり最優先しているのだろう」と思っていた。

周りからは堅物と思われていて、「勝山さんのお父さんって笑うの?」って言われていた。


そういうところの反動が、あるのかもしれない。



親父は、世間的なポーズをやらなければならない立場だったんだなということが、この歳になって理解できるようになった。

でも当時は「なんてつまんない男なんだ」「何を楽しみに生きているんだ」と思っていた。


子どもの時、突飛なことをすると、そんな堅物の親父も楽しんでくれたことがあった。

学校の成績では評価されないけど、友達にはウケるということが、自分の中ではうれしいという感覚もあった。


「ウケたい、びっくりさせたい」という想いが育まれた。


今振り返ると、教会が親父にとっての息抜きの場所だったのだと思う。

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