先日、みたらしソース部(仮)の勉強会を行った。
本「すべては1人から始まる」の内容を深堀する勉強会だ。
改めて動画で紹介することになると思うが、ひとまず興味を抱いた部分のみ、まとめてみたい。
アイデアを実現するためには、組織に属することではない。
これは、すごく当たり前の話をしているように感じるのだが、現実社会はどうだろうか。
日常の中に潜む小さなアイデアを実現していくのであれば、確かにそうなのだが、ちょっと人の力が必要となる場合はどうだろうか。
アイデアを実現するためには、組織に属することではない。
ではどうするか。
①自分でイニシアチブを立ち上げる
①すでにある誰かのイニシアチブに参加する
のどちらかになる。
ちなみに、イニシアチブとは、アイデアを実現するプロセスのことだ。
「組織に属すること」と、「すでにあるイニシアチブに参加すること」。
この違いを考えることは、すごく重要なことなんだろうと思う。
個人と組織のあり方を再考させようとしているのかもしれない。
組織に属すればアイデアが実現するわけではなく、イニシアチブに参加するということ。
この思考のシフトがすごく重要な気がする。
個人がもっと自由にイニシアチブを立ち上げることができる、自由に誰かのイニシアチブに参加できるという世界を表現しているのだろう。
たぶん、そうなっていくと、会社の存在意義が問われるようになってくるのではないか。
そういった世界が広がることは、ある意味「会社」にとっての危機だ。
だからこそ、その反動として「パーパス経営」なるものが脚光を浴びているのかもしれない。
ここも好きな箇所だった。
人は物語る種族である。
そんな話からこの本は始まっている。
もし自分がイニシアチブを立ち上げるとするなら、そこには物語が重要になってくる。
この物語は、真実であることが重要なのではなく、アイデアを実現させる環境づくりに役立つ物語かどうかが大切なんだと。
つまり、人生の経験と解釈力が問われるのだと思う。
目の前で起きた現象をどう捉えるのか。
これは、ある意味に人間のもつ強さなんだと思う。
そして一歩踏み出す。
ソースになる。
一歩踏み出すということは、そこに不確実性とリスクと感情の露出があるということ。
この立ち上げの瞬間には、「エネルギーシフト」としか表現できないようなものが自分の中で起こる。
もしかすると、「ワクワクする」というのは、こういうことなのではないか。
今まで単に頭の中だけにあった空想やアイデアが、ひとたび物語に出逢い、実現するためのプロセスを歩み始めようと一歩踏み出した瞬間にある、エネルギーの変化。
この瞬間に出逢えることは素敵なことだろう。
続きは改めて動画で紹介したいと思う。
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