top of page

コインの表と裏

  • 執筆者の写真: yamashina shigeru
    yamashina shigeru
  • 2020年10月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年10月15日



修身教授録

第35講 為政への関心


教育と政治。

この二つは正直、今まで繋がっていなかった。

それはぼくだけではないのではないか。

もしかすると、そのこと自体が今の日本の問題なのかもしれない。


歴史を振り返ると、偉大は教育者の多くは、政治を志していたという事実も気づかされた。


人間救済の情熱は、これを大別するとき、結局、政治と教育という二つの現れ方をするといってよいでしょう。
すなわち政治は外を正すことによって、内をも正そうとするものであり、教育はこれに反して、内を正すことによってついには外をも正そうとするものであります。したがってその現れる方向こそ違え、政治と教育とは、本来不可分のものでなくてはならぬはずであります。

では、人間救済とは何だろう。

人が人を助ける。それはすこし傲慢なようにも感じる言葉だ。


弱き者を助けることは、救済になるのだろうが、それだけの意味ではないように感じた。


つまり、

教育とは、志を抱かせることであり、その人の魂に火をつけること。

政治とは、志を抱いた誰もが、胸を張って歩め、いくつになろうがチャレンジできる社会に整えていくこと。


それこそ人間救済の道であるのではないだろうか。


本来、教育と政治はコインの表と裏のような関係なのかもしれない。


何が正義であり、何が公平であるかを議論することも重要ではあるが、政治を志す者が、教育と政治の関係をどのようにとらえているか、また、ひとりの志をどう大切に思いやり、カタチにしていくのかを真剣に考えているか。


そういった視点を持つことで政治に興味をいだくことができそうだ。


最新記事

すべて表示
開講のことば

修身を学ぶ会富山 第1講 開講のことば まず感じたのは、森先生の生徒に対する厚い信頼だ。 どんな経緯で進路を選んだにせよ、この道を選んだということは、そこに少なからずの志があったのではないか。 大きな志がある人、何んとなくという思いの志。 いやむしろ、志など私にはない。...

 
 
 
生命の愛惜の希薄さ

修身を学ぶ会富山 第4講 生命の愛惜 生命の愛惜を真に感じたことは、これまであるだろうか。 尊敬する方や想像もできない体験をした方から、思考を通じて、または、感情的に命の大切さを問われても、「ほんとうにそうだ」と、本心から生命の愛惜を我が事として感じる自信がない。...

 
 
 

Commentaires


bottom of page