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デザインに恩返し

執筆者の写真: yamashina shigeruyamashina shigeru

デザインの地平を1mmでも進める VOL1(動画はVOL2)


富山県砺波市にあるデザイン事務所DERA-DESIGNの吉川さんとの対談です。

今回は二度目の対談となります。

ど真ん中エディットワークに参加いただき、ワークシートを記入いただきました。

それをベースに語っていきます。


▼DERA-DESIGNのHP




吉川さんにとって、今自分がなすべきことは何か。(must)

(前回の動画で語ってくれています)


デザイン

より良いデザインを一つでも多く世の中に送り出す。


アイデア

デザインの本質である問題解決のために必要なアイデアを制作して提供する。




では、この自分のmustに向き合ったことで気づいた社会のneedsとは


デザインを使って活動支援

ひとつめは、デザインを使いたいけど使えない人や団体を支援すること。

ぼくの手の届く範囲でも支援したいと思い、すでにNPO団体のチラシデザインのボランティアなど動いている。

ただ、それだけだと助かる人が少ないので、デザインを誰でも簡単に手軽るにできるためのテンプレートの制作なども、どんどんしていきたい。


技術で弱者を支援

仕事柄、IT関係が多いということもあり、高齢者や地方ということで生まれるIT格差を減らす、底上げする支援をしていきたい。




では自分のmustに向き合ったことで気づいた自分の内にある喜び、wantsは


デザインの価値を上げる

これまでの人生で、いろんなことにチャレンジしてきたが、デザインに出会えて「これだ」と思えることができた。

そんなデザインに「恩返し」したいという思いがある。


デザインをもっといろんな人に使ってほしいし、デザインの価値を上げたい。

日本だと、デザイナーが経営者のアドバイザーのような立ち位置として評価されることが少ない。

もっとデザインの価値を上げていくことで、デザイナーの地位を上げたいし、その結果、日本も世界と競争できる力が育まれるはず。

そうなると、ぼくらのようなデザイナーへ、投資してくれる経営者も現れてくれるはず。


誰でもデザイナー

デザインはデザイナーだけがする活動ではないはず。

料理であれば、プロのコックさんもいるが、家庭では誰でも料理を作る。


たとえば、誰もがデザインの知識を有し気軽にデザインを活かすことができる世の中になれば、市の職員がつくるパワーポイントも、自治会のお祭りのチラシもカッコよくなるはず。

学校の中でもデザインの教育があればいいのではないか。


つづく。

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