ワクワクするほうに
- yamashina shigeru
- 3月6日
- 読了時間: 3分
違和感、ワクワク、を行動につなぐ(2)
シニア×学生でハッピーな社会を
学生団体「あなろまっち」の共同代表だった小林生真くん。
大学卒業後、地元に戻り就職するも、そこで感じた「違和感」「ワクワク」に向き合い、改めて地元を離れ、富山に戻る。
そして、市民活動サポートセンターとやまの理事として活動するということで、ど真ん中名刺のリニューアルを行いました。
前回からのつづき
▼市民活動サポートセンターとやま
▼あなろまっち
(山科)
生真くんは、大学時代を富山で過ごして、卒業後に地元へ戻り就職する。
でも、そこからすぐに離職して、もう一度富山に戻る。
この選択ができたのは、時代の流れもあるんじゃないかという気がしている。
もちろん最終的に選択したのは自分自身なんだけど、その選択に力を与えたのは、時代の空気のようなものもあるんじゃないか、と。
うまく言葉にはできないんだけど、なんとなくそんな感じがする。
(小林)
学生時代の就職の選択肢として、学生時代の活動や、そこに関連するところを選ぶというのは、よくあると思うんです。
でも、一度就職して、そこからもう一度、学生時代に出会った人や活動に立ち返るパターンは、あまり多くない気がします。
学生時代の経験は、学生時代で一区切りつける。
そういう人が多いんじゃないでしょうか。
だから、そこに立ち返るという選択をした人は、あまりいないのかもしれません。
(山科)
確かに、あまりない選択だと思う。
だからこそ、それは生真くん自身の力でもあるし、同時に、そういう選択を「ありだ」とさせる時代の雰囲気もあるように感じる。
そういう選択肢もあるよね、という空気が、今の社会にはある気がするんだよね。
これは、10年前にはあまりなかった空気のようにも思う。
もちろん10年前にも同じような選択をした人はいたと思うけど、その人たちに向けられる社会の評価は、今とは少し違っていたんじゃないかな。
(小林)
自分が「戻る」という選択ができたのは、間違いなく「あなろまっち」で出会った方々の顔が思い浮かんだからです。
実際に戻ってきたときも、「おかえりなさい」と受け止めてくれる人がたくさんいました。
富山でできた関係があったこと。
それが大きかったと思います。
ある意味では甘えなのかもしれないけれど、まだ「これで生きていく」という確立したものがない状態でも、富山に戻ってこれた。
この先どうなるかは分からないけど、ここなら楽しく生きていけるんじゃないか。
そんな根拠のない感覚があったんです。
でも、これだけたくさんの人と出会って、関わることができている。
この人たちと何かできれば、自分として楽しいことができるんじゃないか。
そんな、どこか楽観的な気持ちがあって、戻ってくることができました。
自分の中では、「人とのつながりがあれば、何かが生まれるんじゃないか」という感覚があります。
特別お金があるわけでもないし、能力があるわけでもない。
でも、これまで出会ってきた人たちと協力できることがあって、一緒に活動できて、それがまた次につながっていくんじゃないか。
そういう感覚が、自分の決断の中にありました。
周りからは「大きい決断だね」と言われることも多いんですが、自分の中では、重い腰を上げて踏み出したというよりも、ワクワクするほうに、ぽんと足を踏み出したような感覚です。
必死の覚悟で選択した、という感じではないんです。
つづく

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