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ワクワクするほうに

違和感、ワクワク、を行動につなぐ(2)


シニア×学生でハッピーな社会を

学生団体「あなろまっち」の共同代表だった小林生真くん。

大学卒業後、地元に戻り就職するも、そこで感じた「違和感」「ワクワク」に向き合い、改めて地元を離れ、富山に戻る。

そして、市民活動サポートセンターとやまの理事として活動するということで、ど真ん中名刺のリニューアルを行いました。

前回からのつづき


▼市民活動サポートセンターとやま


▼あなろまっち





(山科)

生真くんは、大学時代を富山で過ごして、卒業後に地元へ戻り就職する。

でも、そこからすぐに離職して、もう一度富山に戻る。


この選択ができたのは、時代の流れもあるんじゃないかという気がしている。

もちろん最終的に選択したのは自分自身なんだけど、その選択に力を与えたのは、時代の空気のようなものもあるんじゃないか、と。

うまく言葉にはできないんだけど、なんとなくそんな感じがする。



(小林)

学生時代の就職の選択肢として、学生時代の活動や、そこに関連するところを選ぶというのは、よくあると思うんです。

でも、一度就職して、そこからもう一度、学生時代に出会った人や活動に立ち返るパターンは、あまり多くない気がします。


学生時代の経験は、学生時代で一区切りつける。

そういう人が多いんじゃないでしょうか。

だから、そこに立ち返るという選択をした人は、あまりいないのかもしれません。



(山科)

確かに、あまりない選択だと思う。

だからこそ、それは生真くん自身の力でもあるし、同時に、そういう選択を「ありだ」とさせる時代の雰囲気もあるように感じる。

そういう選択肢もあるよね、という空気が、今の社会にはある気がするんだよね。


これは、10年前にはあまりなかった空気のようにも思う。

もちろん10年前にも同じような選択をした人はいたと思うけど、その人たちに向けられる社会の評価は、今とは少し違っていたんじゃないかな。



(小林)

自分が「戻る」という選択ができたのは、間違いなく「あなろまっち」で出会った方々の顔が思い浮かんだからです。

実際に戻ってきたときも、「おかえりなさい」と受け止めてくれる人がたくさんいました。

富山でできた関係があったこと。

それが大きかったと思います。


ある意味では甘えなのかもしれないけれど、まだ「これで生きていく」という確立したものがない状態でも、富山に戻ってこれた。

この先どうなるかは分からないけど、ここなら楽しく生きていけるんじゃないか。

そんな根拠のない感覚があったんです。


でも、これだけたくさんの人と出会って、関わることができている。

この人たちと何かできれば、自分として楽しいことができるんじゃないか。

そんな、どこか楽観的な気持ちがあって、戻ってくることができました。


自分の中では、「人とのつながりがあれば、何かが生まれるんじゃないか」という感覚があります。


特別お金があるわけでもないし、能力があるわけでもない。

でも、これまで出会ってきた人たちと協力できることがあって、一緒に活動できて、それがまた次につながっていくんじゃないか。

そういう感覚が、自分の決断の中にありました。


周りからは「大きい決断だね」と言われることも多いんですが、自分の中では、重い腰を上げて踏み出したというよりも、ワクワクするほうに、ぽんと足を踏み出したような感覚です。

必死の覚悟で選択した、という感じではないんです。


つづく



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