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一徹した想い

  • 執筆者の写真: yamashina shigeru
    yamashina shigeru
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

IT農業を通じて笑顔の人の和を創り社会に貢献する(1)


IT農業を通じて笑顔の人の和を創り社会に貢献する。

富山県滑川市にある株式会社笑農和の下村豪徳さんとの対談。


100年後も美味しいお米を食べられる未来へ

孫世代に産業として確立された農業を残す


笑農和HP


笑農和instagram




(下村さん)

わたしは、米農家の長男として生まれた。

ただ、幼少のころにいろんな経験があり、農業が大嫌いになった。

農業から離れるようにIT企業にいき、弟が実家を継ぐ。


弟は、自然に調和するような農業をやっていた。

弟の奮闘する姿を見ている中で、テクノロジーで農業を変革できるのではないかと、実家に戻ってきたことが背景にある。



具体的に何をしているかというと、子どものころも手伝いをしていた田んぼの見回り作業がある。

田んぼの情況をみて 水を止めたり入れたりしていた。


それが、高齢化で農業の現場から人が去っていく中で、管理する田んぼの枚数が増えていく。

そうすると、この水の管理がすごく大変になる。


これをテクノロジーの力で何とかできないかと、「paditch」という製品を開発し、水田の水を出すところ、入れるとこをに設置して、水位や水温のデータを取得しつつ、遠隔で管理できるようにした。


農家さんの頭の中にある理想の水位、理想の水温、この時期にはどうしたいかということを、再現できるように目指している。



(山科)

下村さんと、こうやって直接お話するのは10年以上ぶりだと思う。

当時はまだ「paditch」という製品が存在していない時期。


それなのに、あのとき下村さんと話していたことと、今お聞きした内容が、ほぼ変わらない。

製品があるかないかの違いなだけで、そこにある思いや願いが何も変わっていない。

そのことに、すごく感動した。



月日が10年以上たっているにも関わらず、一徹した想いを語れるすごさ。

このすごさの裏にある、本人しか分からない苦悩があったのではないか。


どんな道のりだったのだろうか。



つづく。



▼下村さんの名刺


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