「大きな嘘の木の下で」
OWNDAYS 田中修治氏
読了。
P188
人生の選択になんて大した意味はない。どちらを選ぼうが、天国にも地獄にもなりうる。大事なのは、今、自分が決めたその選択が、将来正解だったと思えるようにあなた自身が納得のいく努力や行動をできるかどうかだ。
そのためには、自分の内側と深く対峙して、自分なりの譲れない「判断基準をしっかりと持つことだ。 そうすれば、迷うことはないし、自分の思うような豊かな人生を手に入れられる可能性は間違いなく大きくなる。
P227
「中心に近づく」
出世していくことを「上に立ちたい」ではなく、「中心に近づきたい」、そういう風に表現するように繰り返し伝えている。 もしあなたが、会社や組織でリーダー的な立場にいるなら「出世して上を目指せよ」などという言い方をやめて「出生して中心に来いよ」という言い方を心がけるようにするといい。そうすれば、間違いなく自分自身の熱量も上がっていく。
ど真ん中名刺ワークショップでは同じように、座右の問いを持つ大切さ伝えている。
座右の問いがあるかないか、僕自身も有り難いことに、ヤマシナ印刷を手伝い始めた時にそれを設定できたおかげで、助けられたことが多数ある。
座右の問いに出逢えたキカッケもご縁でしかなかった。
あの時紹介してくれた本。
そして、ツイッター。
本とツイッターの出逢いが、ぼくの座右の問いを生んでくれた。
そこから多くの奇跡が生まれた。
今もその問いに助けられている。
また、「中心に来い」という表現は、なんて素敵なんだろう。
これは、単純に、個人としてのど真ん中を追求せよということではない。
また、組織のど真ん中に近づけ!と言っているわけでもない。
個のど真ん中×組織のど真ん中が繋がってく世界を表現しているように思う。
個のど真ん中がどうか。
自分の所属している組織のど真ん中は何か。
そして、この2つのど真ん中はどう関係しあっているのか。
または、どう関係していくべきか。
そこに人は無意識に関心が集まり、その交差する地点こそ熱量が生まれる場所であるということ。
それが今の時代をうまく表現しているように感じる。
これからは、もしかすると個だけのど真ん中を追求するだけでは足りないのかもしれない。
これは、ぼくにとっても大きなテーマだ。
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