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執筆者の写真yamashina shigeru

主観で思考する

更新日:2021年2月11日


生命科学的思考 高橋祥子 読了



ど真ん中エディットワークの一番最初は、自分は一体何で出来上がっているのか、ここから考えていただいています。

それは、血、育ち、教え、だと。

血=自分に流れている血、ご先祖さま、両親の生まれ、国 育ち=幼少の頃の家庭のなかでの躾、両親の姿 教え=家庭の外で出会った友や師からの学び


この3つが今の自分を作り上げている。 それは何かを考えてもらっている。


ただ、ワークの後半では、実は、もっと「血」よりさらに深い縦軸も存在しているのではないかを考える。


つまり、地球上に生命が誕生した時点から考えたとして、今なすべき仕事はどう繋がっているのか。 さらには、宇宙のはじまりから考えたとして、今のなすべき仕事はどう関係しているのか。 そういった視点だ。


この本は、まさに、生命とは何かという時間軸から、人の覚悟とは何か、情熱とは何か、努力はなぜ必要か、思考することの意味、など多くのヒントが書かれてあった。


主観から生まれる「思考」こそ人類の希望である。

この本に書かれたこの言葉は、今まさにぼくが最近考えていた視点だ。


科学とは、いかに客観的であるべきか、、のはずが、人類という生命体を考えた時、主観で生きるということと、思考停止をせず考えるということ。

これはすごく重要なことであると。


それぞれが、ど真ん中を生きようとする意志。 それこそ、生物としての人間の生き様なのではと、勝手に納得した次第です。

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