この世に生を受け、さらに〝人〟として
命を与えられたことへの真の感謝をまず持つこと。
そして〝人〟として生を受けたのならば
〝人〟である根拠を明確に把握することが
何よりも大切であり、
スタートラインなのだということ。
いつものことながら、正直これまでの人生の中でほとんど
考えたことのないことである。
森先生は、人と獣との違いについて
「真に正しい道を知る叡知」であると仰っておられる。
感謝の念を持ち、自らの役割=天命を知り、
正しく生きていくために、真の叡知を得る。
真の叡知とは、結局は
自分の内面の奥深くに存在するものだが、
それを正しく認識し受け取るために
自己の鍛錬というか、修業というものが必要なのだ。
そのために自分自身を常にふりかえることや、
自分の深い所をしっかり見つめていくことを繰り返ししていく
しかないと改めて感じた。
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