top of page
執筆者の写真浦井 啓子

人と禽獣と異なるゆえん

この世に生を受け、さらに〝人〟として

命を与えられたことへの真の感謝をまず持つこと。



そして〝人〟として生を受けたのならば

〝人〟である根拠を明確に把握することが

何よりも大切であり、

スタートラインなのだということ。




いつものことながら、正直これまでの人生の中でほとんど

考えたことのないことである。


森先生は、人と獣との違いについて 

「真に正しい道を知る叡知」であると仰っておられる。




感謝の念を持ち、自らの役割=天命を知り、

正しく生きていくために、真の叡知を得る。



真の叡知とは、結局は

自分の内面の奥深くに存在するものだが、

それを正しく認識し受け取るために

自己の鍛錬というか、修業というものが必要なのだ。




そのために自分自身を常にふりかえることや、

自分の深い所をしっかり見つめていくことを繰り返ししていく

しかないと改めて感じた。

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

時間を超える

修身を学ぶ会富山 第3講 人生二度なし 「人生二度なし」という真理を痛感して、いささかでもよいから、その精神が死後にも生きるような人間になって戴きたいと思うのです。でなければ、せっかくこの世へ人間として生まれてきた意義はないと言えましょう。 自分は、この言葉にある「...

純真さ

修身を学ぶ会富山 第2講 立志 真に志を立てるということは、この二度とない人生をいかに生きるかという、障がいの根本方向を洞察する見識、並びにそれを実現する上に生ずる一切の困難に打ち克つ大決心を打ち立てる覚悟がなくてはならぬのです。...

人の望み

修身を学ぶ会富山 第38講 置き土産 自分とは一体何者なのか。 それを問いつづけることが人生なのかもしれない。 自分は誰なのか。 肉体が自分なのか。 思考が自分なのか。 感情が自分なのか。 考えて、言葉にして、話しているのは、「ほんとうの自分」なのか。...

Comments


bottom of page