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執筆者の写真yamashina shigeru

人に仕事をつける

偶然、本屋さんで出会った本。 すごく共感できる内容であり、しかも、文章がめちゃくちゃ分かりやすい。 実績がある分、すごく納得力もあります。 これはスモールビジネス、コミュニティビジネスを立ち上げている方にはおススメの1冊です。



ゆっくり、いそげ カフェからはじめる人を手段化しない経済 クルミドコーヒー店主 影山知明


興味深い目次を紹介する。

・日本の農業を守るには? ・不特定多数ではないが、特定少数でもない ・身体性を伴うコミュニケーション ・事業の始まりは「テイク」と「ギブ」、どちらからか ・交換を不等価にする ・経済はどうして成長するのか ・駅前がチェーン店ばかりになる理由 ・組織のために人がいるわけではない ・「私たち」とはどこまでか ・公共私 ・傑作は、最初から傑作なのではない ・時間との争い

全部、おもしろそうですよね。 この中で興味をもった言葉をピックアップします。



人に仕事をつける

一般的には、仕事に人をつけよ、ということになる。

そうではなく、人に仕事をつける。 働き方には究極的に二通りになる。  ・お金になるけど、やりたいことではない  ・やりたいことだけど、お金にならない でもどちらでもない「間」があるのでは。 「自分の主体性を発揮でき、大変だけど喜びがあって、経済的にも持続可能」な働き方。 まさに、ど真ん中を仕事にするという考えとほぼ同じ発想だ!

仕事×社会貢献×ワクワク=ど真ん中。



自分を活かす方法

①周りを活かす ②周りに活かしてもらう ③自分を活かす この順番でいいのではないか。 これもど真ん中エディットワークのメッセージに近い。 まずは自分のなすべきこと(must)に向き合う。

そうすれば、needsとwantsに気づく。

そしたら、自分のど真ん中が見えてくる。



時間について

一定時間内にどれだけ利益を上げることができるか。

これが、ビジネスの世界での成果の表現方法だ。

これだと、効率がいいことが成果となる。

でもそれは本当か。

時間と戦うのではなく、時間とともにある人の働き方を考える。 時間とともに劣化する仕事ではなく、時間とともに愛されていく仕事を目指す。


すごくよかったですよ。

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