人の居場所をつくっていく仕事
- yamashina shigeru
- 2月2日
- 読了時間: 3分
富山にもどるキカッケをつくる(1)
Labore株式会社 代表
泊まれる図書館寄処 オーナー
中西祐樹くんとの対談
▼Labore株式会社
学生にキヅキとワクワクを
▼泊まれる図書館寄処
地元の大学生が運営しているゲストハウス
(中西) 3年間東京のIT企業で、営業メインで働いてきました。
1年半前ぐらいに富山に戻ってきました。
現在は、学生時代に立ち上げた株式会社Laboreの活動をしています。
・泊まれる図書館「寄処」の運営
・一棟貸しの民泊の運営
・とやまビジネスインキュベーションオフィス HATCHの運営
などをしています。
ここから新しい事業も構想しています。
(山科)
中西くんはどこの出身だっけ。
(中西)
岐阜県です。
(山科)
大学生として、岐阜から富山にきて起業した。
それから一度東京へ、武者修行のような形で赴く。
そこから再度富山に戻ってきたのだけど、故郷が富山ではないにも関わらず、なぜ戻ってこれたのか。
もちろん、友と「また戻ってくる」という約束をしていたこともあると思うが、自分の将来の可能性を考えると、そのまま東京にいてもよかったはずだし、富山じゃなくてもよかったかもしれない。
その決断にいたる本心はどうだったのか。
(中西)
本当に迷ってた時期はありました。
東京へ出て2年目ぐらいのときは、このまま東京にいてもいいのではと思った。
寄処は、年末と周年記念(10月1日)には、OB・OGが集まって飲むことをしている。
2年目の年末に寄処に行き、飲んでいるときの景色が特別だった。
みんな大学を卒業して富山に住んでいないのに、電車やバスで集まって同じ時間を過ごしている。
それに、すごい価値を感じた。
4年間で大学を卒業し、地元に戻るだけだとつくることができない、また帰って来れる場所があること。
ほんとそのときに、この場所だけは残していきたい。
第二の故郷を富山につくることができたという実感。
人の居場所をつくっていく仕事に、誇りを感じています。
(山科)
大学生が居場所をつくりたいと語る。
このときの「居場所」という言葉には、人を巻き込む力もあるし、なぜか心地いい響きもある。
しかし、同じ「居場所」という言葉を社会人として語り、ビジネスにしていこうとした瞬間、いきなり難しい言葉になると思っている。
それでも中西くんは価値を感じた。
その価値とは、個人的な思い出の場所としての価値なのか、もっと大きな公としての価値なのか。
(中西)
もちろん、思い出もある。
ただ、今頭に浮かんだのは、「富山が好きだ」ということ。
何よりも富山の人が好き。
寄処きっかけで、富山に戻ることができるキッカケがある。
それをつくれていることに価値を感じていると気づきました。
つづく。
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