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人はいかに生きるべきか

更新日:2020年2月25日

朝に道を聞かば 夕べに死すとも可なり

一度聞くと忘れられないインパクトのある章句だ。

それは「死」という言葉が使われているということと、朝と夕という短い時間の中の物語であるということだろう。


朝、人はいかに生きるべきかを知ることができれば、その日の夕方に死んでもかまわない。


自分が目指す道に命をかける生き様を示している。

とはいっても、決して命を軽んじているわけではない。


「死すとも可なり」といえるほど、自分が目指す道は、遠く果てしない。

自分が命あるうちに到達できない道なのかもいれない。

けれども、それを目指す価値がある。命をかける価値がある。

そういうことだ。


それほどまで思う志を持てるということは、すばらしいことだ。


個としての志は、多様だ。

だが、道を「人はいかに生きるべきか」という言葉に言い換えるとするならば

誰もが向き合うテーマである。

 

人として生まれ、命を生きるとき。

この章句に向き合う日は必ず訪れる。

 

そして決してあきらめず、命をかけてこの命題を生きなければならない。


ど真ん中を生きる道も、まず志を抱くことが始まりとなる。

そして、いかに生きるべきかという問いへの自分なりの答えを探す旅。

それこそ、常に変化を恐れず成長していく姿だろう。

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