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今日は末っ子、社会見学でお弁当

The Power of NOW

エックハルト トール


第8節 ネガティブ性と苦しみの原因は「時間の概念」


いまの「自分の意識」が、未来を作っている。それをしているのも、もちろん「いま」です。宝くじで1千万円当たるようなことでも、究極的には、さざ波のような変化なんです。それまでより豪華な環境ものとで、相変わらず同じパターンをくりかえしていくからです。

今の意識が未来をつくる。


ふと、心からでてきたのは、妻への感謝と、謝らないといけないなという感情。


妻の意識の変容は、本当にすさまじい。

自分のことが好きであることをとても大切にしている。

昔だったらすごく落ち込む状況が起きても、状況のとらえ方も全く違うし、感じ方も変化している。


この変化は妻自身も理解していて、

「これまでの私だったら、こんなふうに捉えていたけど、今は、こんなふうに捉えるようになった。大切なことは〇〇だから」と言語化してくれる。


そんな妻の変容に、ついていけないことがある。


「あ、この状況だったら、妻がすごく傷つくのではないか」と咄嗟に思うことがある。

しかし、そんなぼくの予想に反し、妻は全く違う反応をする。

全く違うということではないのだけど、その受け止め方に大きな違いがある。

そんなとき、「やっぱり、すごく変容したんだな」と驚き、素直に感動する。


こいういった驚きは、結構ある。

妻への認識の誤差は、むしろ良い誤差だし、とくにそれ以上考えることはなかった。



ただ、今回ふと思ったのです。

今の意識が未来をつくる



すごく身近で大切な人が、「A」という意識から「B」という意識に変容した。

本人も、「わたしは「B」に変容したよ」と認識している。


しかし、ぼくの中では相手に対して「A」という認識が残り続けている。

過去に影響を受けているのだ。


なので、ぼくは、相手が「B」に意識の変容を遂げたにも関わらず、いまだに「A」という認識で関わってしまうことがある。

すると、認識の誤差が生じる場面に出くわすと、驚く!

あ!そうだった!「A」が「B」になったんだったと、ちょっと反省する。


しかし、これはちょっと反省する程度の問題じゃないのかもしれない。

ひょっとして、相手に影響してるんじゃないか。


ぼくの意識が、相手がせっかく「A」から「B」に変容したにも関わらず、また「A」に戻してしまうエネルギーになってしまってるのではないか。


意識が未来をつくるとしたら…。


これは由々しき問題なんじゃないか。



身近で大切な人が、変容したとき。

そばにいる自分は、同時に変容していくか、強烈に「いま」にある必要があるのかもしれない。

相当強烈に。

じゃないと、すぐに過去に引っ張られそうだ。


お互いが変わること。


という話を朝、妻にごめんなさいと謝りの電話をしたんだけど、末っ子のお弁当を作っていて、ぼくもうまく説明ができず。




1件のコメント


読書量と経験値の差が人格形成になり、顔が変わりましたね。顔つきを見れば人がわかります。素晴らしい。

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