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執筆者の写真yamashina shigeru

今自分に何かできることがないか

段差のない家 VOL1


石川県の内灘町にて子ども食堂「段差のない家」を立ち上げる21歳、清水大夢くんとのど真ん中名刺づくり。


クラウドファンディング開催 https://camp-fire.jp/projects/776766/view





子ども食堂は、地域の世代間の交流の場としても使いたい。

子どもだけ、高齢者だけでなく、障がいをもっている方も、すべての方が関われる居場所にしたくて、「段差のない家」という名前にしました。


名前の由来として、もうひとつ理由があって、自分がレストランで働いている時のオーストラリアのお客様で、仲良くさせてもらった方がいる。

その方が、オーストラリアでNGO団体を運営していて、障がいのある方に料理を教えている。その団体名が「段差のない家」だったのです。




そもそものきっかけは


自分が中学2年のとき、お付き合いしていた彼女の家にいくと、お母さんは水商売で家にいない、お父さんは諸事情で家にいない。

彼女は、弟と妹のお世話をしていた。

いわゆる「ヤングケアラー」だったんです。


それを自分の目でみたときに、子どもが自由に好きなこともできず、学校にもいけないことはダメだと思った。


子どもの自由について、何かしたいと思ったきっかけです。



子どもに何かを与えたいという思いから、先生を目指したこともある。

今、飲食に携わる中で、今自分に何かできることがないかと考え、「子ども食堂」だってなりました。



あと、「食」はずっと好きだった。

子どものころから、お母さんとお菓子作りをしていた。

今も昔も、ホワイトデーのお返しは絶対手作りにしている。


自分があげたものに、みんなから美味しいと言ってくれた経験。

自分が人のために何かをしようという思うきっかけです。



自分の幸せは、人の幸せ。


それは、自分が何かをあげたときにすごく喜んでくれたこと。

それが一番うれしかった。

それが「食」だった。



大学に進学するときも、食の道へ行くか悩んだ。


そして、改めて食の道に進み、これまでサッカーしか取り柄がなかったサッカーも学校も全部辞めて、飲食の世界に飛び込みました。


つづく。

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