性、相近し。 習い、相遠し。
これは下記の論語と合わせて読むことがおすすめだ。
教え有りて類なし。
この世では、どんな教育を受けたかによる違いは生じるが、人間に生まれつきの上下の種類などない。 教育とは人物との出逢いであり、この出逢いこそ大切だという章句。
今回は 「性、相近し。習い、相遠し。」
性は、生まれ持っている資質。 習いは、習慣。
人は生まれ持った資質にはほとんど差はない。
その後の習慣の違いによって差が大きくなる。 そういう意味だ。
この章句では、よい習慣を身につけることの大切さを伝えている。
では、よい習慣はどうやって身につけるのか。
たとえば、「おはようございます」「いただきます」といったあいさつなど。
これをしないと気持ちが悪いと思うことが習慣だ。
習慣は、教えられて身につくものではなく、子どもたちが周りの環境や大人の姿を見て身につけるものだ。
地域活性化は重要だ。
ではお金の出口はどこなのか。
どこで、今日の夕ご飯の材料を購入しているのか。
お金の出口が地域を作っている。
子どもたちの習慣は大切。
では大人の背中は何を語っているのか。
率先して挨拶をしているか。
大人が子供たちの習慣をつくっている。
ドキドキする章句です。
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