2019年12月31日
昨夜、妻は徹夜だったらしい。 料理の仕込みをしつつ、娘のバスケチームの会長をしており、その引継ぎ資料を製作していたようだ。
ところで、
親子論語塾での年内最後の素読は
歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る。
であった。
寒くなってほとんどの葉が落ちるのに、常緑樹は青々としている。 それは、そのときになってはじめて目にとまる。
つまり、 苦難があるときに、はじめて人の真価がわかるものである。 という意味だ。
妻はこの1年、バスケの会長の役に真剣に向き合ってきた。 最後の引継ぎも手を抜かない。
歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る。
その姿を見て、きっと応援、サポートしてくれる大切な友が現れてくるのだろう。
友の存在に気づく、出逢うということは 自ら苦難を受け止め、それに向き合い、乗り越えようとしたときなのだろう。
役をお受けするという姿勢が、スタートラインであり、はじまりとなる。
そして、友とは、見つけるものではなく、自ら歩みだしたとき、いつの間にか傍にいてくれる存在こそ友なのだろう。
だからこそ、大切なのだ。
ど真ん中名刺も同じである。
まずは自らの仕事(musut)に向かう。
そこから見えてきたものに素直に従う。
その道筋を大切にしている。
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