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執筆者の写真yamashina shigeru

名刺を作品とする。

感性と直感に素直に生きる作家  Vol.2



名刺になにを乗せるか

 

・自分の作品

・屋号

・連絡先情報


「かっこよくしてほしい」

今回の名刺づくりの肝は、作品をどう見せるか。

それが決まれば、残りの情報の入れ方が決まる。


作品自体が正方形であり、対称なイラストなので、横長の名刺にすると作品を右または左に配置して、その逆側にテキスト情報の載せることになる。

 

そうなると、中心がわかりにくくなるというか、見せたい情報が分断されてしまうような見せ方になってしまう。

であるならば、縦長名刺にとして、作品を上、テキスト情報を下という型ににしたほうが、収まりがいい。


縦名刺でつくることに決定。


次は、作品をどう見せるかだ。

名刺にちゃんと収まるようにするか。

あえて、はみ出すようなレイアウトにするか。

片面のみの名刺にするか、両面を活用したデザインにするか。


はみ出したレイアウトにもできるように、3mmの塗り足し設定を行う。


「名刺もひとつの作品としてお渡しできるものにしたい」

作品以外の部分も、作品の背景と同じ色にすることで、名刺自体がひとつの作品として切れ目がないようにする。


作品をどこに配置するか。


黒の余白を活かすために、あえてはみ出させて、さらにずらす。

完成に近づいてきました。

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