top of page

地球OSのアップデート

ゴミうんち

循環する文明のための未来思考

竹村眞一 著

読了




Takram コンテクストデザイナーの渡邉康太郎さんが、よくポットキャストでこの本の著者の竹村さんのお話をしていて、気になっていました。

 

まず、竹村さんの文体がむちゃくちゃいい!

学術的でもなく、感覚的でもなく、小説風でもない。

それこそ、読み手に創造するためのスペースを与えてくれる文体になっていて、心地がいいです。

 

また、この本は企画展「ゴミうんち展」 のコンセプトブックとして出版されたみたいなんだけど、そもそもこの企画展のディレクターが、デザイナーの佐藤卓さん。

 

デザインとは、異なるもの同士に文脈を与え、これまでにない価値を創造する作業でもあると思うので、このデザインの視点で描かれている新しい技術や過去と今の未来を繋ぐ世界感はすごく刺激を与えてくれました。



 

視座を広げると宇宙の存在自体もそうなんだとおもうけど、地球の生態系は、過去、何度も塗り替えられてきた。


この星の歴史は、生命による絶えざる「地球OSのアップデート」の歴史だ。

人類は、地球OSのアップデートを意図的にできる力をもっている。

その力の向き合い方のヒントとして、「ゴミ」「うんち」の視点で紹介されている。


もし、地球OSのアップデートが進むとして、どういう世界が創造できるのか。

すごく好奇心を掻き立ててくれる内容でした。

 

日本にある発酵文化や針供養、金継ぎ、鉄砲も城も捨てた日本人が紹介されていて、それもすごく参考になりました。

最新記事

すべて表示
プペル

映画『えんとつ町のプペル 約束の時計台』 本『人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である』 この2つを重ねながら、プペルについて勝手気ままに語ってみたい。 我が家は、前作のプペルがとてもよかったので、妻と次女と末っ子が先に鑑賞した。 末っ子は、いろんな場面で泣いていたらしい。 問題は妻である。 妻はとても繊細で、たとえばポケモンやドラえもんですら大泣きするタイプだ。 その妻が、末っ子が大泣きした

 
 
 
暗黙の合意形成

人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である 樋口耕太郎 著 毎朝5時からの音読会で読んでいる本。 今朝のテーマは「無理ゲー」。   朝の音読会の対話の中で、正確に記憶しているわけではないが、こんな会話があった。   「在来種のみかんを育てたいが、そのみかんは一般に流通しているものほど甘くなく、ニーズがないため、作ることを断念した」 「無農薬で野菜を育てたいが、労力のことを考えると難しい。農業で生

 
 
 

コメント


bottom of page