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執筆者の写真yamashina shigeru

士業は手段か目的か

笑顔と言葉でハグする「かあちゃん」社労士 Vol5(動画はvol8)



金沢ひばり社労士事務所

社会保険労務士の朴 遥子さんと名刺を作ります。

今回は表面がある程度カタチになってきたので、裏面をどうするか考えていきます。

裏面を考える上で、まず改めて自分のストーリーを確認していきます。


金沢ひばり社労士事務所



名刺の裏面に社会保険労務士としての具体的なサービス内容を記載すべきかどうか。

それ以外にどんなことを載せるべきか。

そこをディスカッションしていました。


では、少し情報を振り返ってみようということで、ど真ん中エディットワークのワークシートで振り返ります。




自分の仕事は何か(must)


幸せに働く人を増やすことがミッションである。

想いを言語化して相手にフィードバックする。


朴さんの才能を考えた時、話す力=言語化する力なのではないか。

相手に伝わりやすい言葉に言い換えて話す才能が、朴さんにある。



needsは何か


mustを前進させていく上で、問題になっているのが経営者と働く方の間のコミュニケーションギャップがあるということ。



wantsは何か


これから人前で話をしていきたいという欲求がある。



では、具体的にどんな内容の話をしていきたいのか。


①本業の専門的な内容を分かりやすく伝える講師

②本業と関係なく自分のオリジナルのテーマの講師

このどちらをやりたいのか。

 

明らかに②がやりたいこと。

まだ一度もしたことがないが、チャンスがあれば自分の言葉で講師をしていきたいと思っている。

そのために①を頑張ってから、②につなげていきたいと思い込んでいた。

例えば、「伝え方講座」「コミュニケーション講座」のような講師をしていきたい。



では、この講師業のことを名刺にのせるべきかどうか…。


ここで大事になるのが、物語として成立しているかどうかの視点だ。



まとめると


幸せに働く人を増やしたい。 なぜ、多くの方が幸せに働けないのか。 ひとつの要因として、経営者と働く方の間にコミュニケーションギャップがあるからだ。 また、自分のワクワクは、話す、伝える、聴くこと。講師業はやりたいことである。


であるからこそ、どんな実践をしていくべきか。


そう考えていくと、社労士という仕事は、自分の物語を歩んでいくためのひとつの手段でしかない。

社労士が目的ではなく、自分が納得いくやりたいことをするために社労士があっただけ



であれば、社労士の細かい仕事内容を名刺に載せることよりも


・コミュニケーションギャップを減らしていきたいこと。

・幸せに働く現場を作っていきたいこと。

・講師業をやっていきたいこと。


それを伝える内容を載せるべきではないのか。



そのために自ら考えた3つの実践があるはず。


①唯一つのサービスとして、毎月お客様と顔を合わしたいのではなく、ちゃんと人と人とのコミュニケーションづくりをやっていきたい。


②さらにコミュニケーションギャップを減らすためのエッセンスを伝えていきたい。


③社労士という立場関係なく、経営者、働く人といった立場関係なく、なんでも相談を聴く役目をしていきたい。


となるはずだ。(3つの実践は前回までのおさらい)


つまり、この3つの実践があるのは、同業者との差別化や自社の宣伝がしたいからあるのではなく、自分の物語の延長線上にこの3つがあるからだと。

 

次回につづく。








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