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執筆者の写真yamashina shigeru

多様な景色がある

おうち、にいるひと Vol4


神戸市にある「おうち、」にいるひと、北見さんとの対談動画。

こちらがラストとなります。


言葉の印象の違いについて


一般的に明るいといわれている曲と、一般的に暗いといわれている曲を子どもに聴かせたときに、真逆を答えた子がいた。

暗い曲のほうが、明るいと。

なんでって聞くと、

「雨が降っている、曇っているイメージだから。」

雨や曇りは、暗いというイメージように思うが、その子にとってそれは明るいイメージだったのだ。

雨が好きな子にとって、そのイメージは明るい。


子どもの気持ちをそこまで聴けることがすごいおもしろいと思えた。


また、

どれだけ言葉に自分のイメージがついているか。

それが全員そうだんたと思い込んでいるか。


当たり前の言葉だと思って使っていても、人によって全く違う印象を持っている場合がある。



では、チームや組織の場合はどうなるのだろう。


チームや組織にとっては、みんなが一つの景色を見ることは団結力や成果を出すことにとって大切だ。

しかし、ひとりひとりは見ている世界は違うのも確か。


まずは、「あなたはそう見ているんですね。」と知ることが始まり。


みんながひとつの景色を見るように伝えるだけではなく、いろんな景色を見ている人がいることを知っているかどうか。

そうでないと、置いてけぼりの人を作ってしまう。


このコミュニーケーションの時間こそ大事。



おそらく、このコミュニケーションの時間が大事なのはみんな理解しているはず。

しかし、そこに多くの時間を割くことができない。

ここが悩みなのではないか。


そこに時間を割かなくてもいいようになるには、社会を変えなければならないと思っている。

小さい時、家庭で、親子の中で、ひとりひとりがいろんな景色を見ていることを理解する、そんな会話が当たり前になると、チームになっても、社会になってもできるようになるのではないか。


そういった認められる経験がなく、突然社会に出て、多様性を認めましょうと言っても、急に言えない、できないはず。


言えない社会、言わせない社会になってしまっている。


私は、子どもたちのところから少しでも変えていこうと思っている。

小さい神戸市の中央区から変えていけたら。




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