人の己を知らざるを患えず。 人を知らざるを患う。
人が自分の実力を理解してくれなくても嘆くことはない。
他人の実力を自分が見極められないことを心配する。
(「実践・論語塾」安岡定子著)
誰に理解してもらえることがうれしいか。
それは結局自分なのではないか。
よくぞこの答えを導き出したな、、自分。
と、自分をほめきれることができるかどうか。
それこそ仕事の醍醐味なのではないか。
ただ、ここで自分をほめる時のポイントは何かと言うと、
まさにこの章句にあるとおり、他人の素晴らしさ、他者の一見気付かない本当の実力を見つけたときだ。
お!ついに見つけたぞ。
それがど真ん中名刺をつくる醍醐味だ。
その見つけて図式化が成功した瞬間、
作った本人は、あたかも昔からそれが答えだったという感覚となり
ぼくの存在は消える。
でも、ぼくの存在を忘れられるという状態こそ、
いい名刺ができた瞬間だ。
その瞬間をこれからもつくり出していきたい。
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