てくてく学校管理人 Vol1
生まれてから死ぬまでその人らしく。 みんなで支え合って生き「てく」。 それぞれのペースで「てくてく」歩く。 楽しく生きる「てく」を学ぶ。
▼てくてく学校
なぜ「てくてく学校」を始めたのか
もともと富山型デイサービスをやりたかったんです。
そのための勉強をやってきた。
やりたいキッカケは、自分がしんどかったから。
幼少期から。
女性性も嫌だった。
女性はこういうもんでしょということも苦手だった。
すべてが私に合わなかった。
それでも、なんとか学校はがんばって適用してきた。
でもいつかガタがきて、二十歳ぐらいに適応障害になった。
いろんな人がいていいのに、いろんな人が全部分けられている。
小学生になったら、小学校にいく。
障害者だったら、施設にいく。
大人になったら、会社で働く。
この決まり切った社会構造が、とてもしんどく思えた。
それなら、いろんな人がいる環境なら解決するのではと思えた。
「みんな違ってみんないい」と学校では言うのに、そんな環境ができていないのに説得力がゼロじゃないですか。
みんな違ってみんないいんだけど、違う人はちがう場所に行って、違う教育を受けて、違う処遇を受ける。
これは、おかしいなと思って。
そして、富山型デイサービスという発想になった。
▼富山型デイサービスとは
年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に身近な地域でデイサービスを受けられる場所
学校では許される言葉、暗黙の了解がいっぱいありすぎて、それを子どもながら感じる。
どれだけでも反対しようと思えば反対できるのだけど、言ってはいけないという空気がある。
この環境自体にいろんな人がいたら、なんでもありになるんじゃないかって。
富山型デイサービスをやろうと勉強して、美土ちゃんが生まれた。
つづく。
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